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垣本大樹
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中央競馬ニュース
英アスコット競馬場では２０日、４つのＧＩが組まれたブリティッシュチャンピオンズデーが開催された。英国競馬は英２０００ギニーからこの日までが平地のシーズンと定められ、騎手のリーディングも決まり、今年はブラジル出身のシルヴェストレル・デソウサ騎手（３７）が７７９戦１４８勝で２年連続３度目の首位の座に就いた。
ほかではベテランのランフランコ・デットーリ騎手もエネイブルなどで存在感を示した一方、彗星のように現れたのが１２１勝で２位だった２３歳のオイシン・マーフィー騎手。アイルランド出身で２０１３年のデビューから順調にキャリアを重ね、現在はカタールレーシングの主戦を務めている。
昨年の仏フォレ賞でＧＩを初制覇。今年はベンバトル、ロアリングライオンなどとのコンビで、世界５カ国でＧＩを９勝し、一躍トップジョッキーの座へと上り詰めた。
チャンピオンズデー当日もＧＩクイーンエリザベス２世Ｓをロアリングライオンで制覇＝写真（撮影・沢田康文）。表彰式ではエリザベス女王から優勝トロフィーを授与された。ちなみに、ロアリングライオンは米ＧＩブリーダーズＣクラシック（１１月３日、チャーチルダウンズ、ダ２０００メートル）への遠征プランも浮上している。
デソウサ騎手はシーズンオフには香港での騎乗予定があるということ。マーフィー騎手は１２月１５日から２８日まで、ＪＲＡの短期免許を初めて取得して騎乗する予定となっている。 （在仏競馬記者）
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