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【沢田康文の欧州リポート】スタディオブマン、復活なるか注目

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【沢田康文の欧州リポート】スタディオブマン、復活なるか注目

 昨年は日本産のアイルランド調教馬サクソンウォリアーが英2000ギニー、アイルランド産のフランス調教馬スタディオブマンが仏ダービーと、ディープインパクト産駒2頭が欧州クラシックを制覇した。

 日本の競馬界にとっては歴史的な出来事で、サクソンは既報の通り、愛チャンピオンS2着後に屈腱炎を発症し、今年からアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬生活に入った。

 一方、スタディオブマンは今年も競走生活を続ける見込み。昨年は仏ダービー制覇後は3戦して振るわず、凱旋門賞は大外(19)番枠からの発走で9着に終わった。

 それでも「凱旋門賞のレース内容には満足しています」とP・バリー調教師は前向き。実際、馬群の外から直線半ばまでは脚を伸ばして上位争いに加わり、勝ったエネイブルとの差は4馬身ほど。その後はブリーダーズCターフへの遠征も検討されたが、自重して4歳シーズンを見据えている。

 「順調に成長していることを感じています。キャリアもまだ7戦と浅いですし、さらなる未来のある馬です」

 今年の最初の目標には仏GIガネー賞(4月28日、パリロンシャン、芝2100メートル)が挙げられている。欧州のシーズン最初の平地GIで、中距離路線の重要な一戦。キズナなどと同じ母の父ストームキャットというニックス(好相性の配合)で誕生したスタディオブマンの走りに2019年も注目したい。 (在仏競馬記者)

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