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9日の京都6R2歳500万下(芝1200メートル)は、太宰啓介騎手騎乗の9番人気メイショウマサカゼ(牡、栗東・本田優厩舎)が直線鋭く伸びて差し切り勝ち。オープン入りを果たした。タイムは1分8秒6(良)。
マジックシャトルが二の脚を生かして先行策。2番手にグランデサムライが控えて、その後ろにエクシードリミッツがつけた。断然人気のトウショウピストはスタートの出が今ひとつで後方のインからレースを進める。直線に入ると、後続を離して逃げたマジックシャトルを目標に、2番手のグランデサムライが接近。直線半ばでかわして先頭に躍り出たが、中団のインを追走していたメイショウマサカゼが内から鋭く末脚を伸ばし、ゴール前で差し切って波乱を演出した。1馬身1/4差の2着は5番人気のグランデサムライ。さらに2馬身差の3着には3番人気のマジックシャトルが逃げ粘っている。
メイショウマサカゼは、父ケイムホーム、母デヒアバーズ、母の父デヒアという血統。通算成績は4戦2勝となった。
太宰騎手は「行ければ行こうと思っていましたが、他が速くて控える形に。それでもラストは切れる脚を使ってくれました。今後が楽しみですね」と思わぬ形でのVに今後への期待を膨らませていた。
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