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黄金の馬と呼ばれるアハルテケは、トルクメニスタンに実在する馬の品種。もちろん写真でしか見たことはない。京王線府中競馬正門前駅の改札を出たところにあるアハルテケ像のように金ぴかではないけれど、その黄金の馬体は世界一美しいといわれている。東京11R・アハルテケSにもそんな黄金の馬が、僕に黄金を運んできてくれそうだ。
◎は明るい栗毛の馬体がきれいな(10)ベストウォーリア。トップハンデタイの57・5キロを背負うが、これぐらいの斤量が能力に影響する馬ではない。
今回と同じ東京マイル戦の前走オアシスSは中団からスムーズに直線で外に出すと、戸崎騎手のゴーサインに反応してグイグイ伸びた。逃げ粘るサトノプリンシパルを楽々とかわした内容は、重賞勝ち馬の実力を感じさせるものだった。
3着に敗れた武蔵野Sは馬群の内で包まれて前が壁になったもの。進路があいてからの伸びは2着のアドマイヤロイヤルどころか、勝ったベルシャザール(この後にJCダート勝ち)をも上回っていた。オープン特別では力が違うことは、前走後に戸崎騎手が「このまま無事に行けば大きいところを狙える」といったことからも明らか。成長著しい4歳馬が、梅雨の晴れ間の陽光を浴びて、馬体を輝かせながら差し切る場面が目に浮かぶ。
先行馬が少なく展開の利がある(9)サトノプライマシーが相手の筆頭。休み明けの前走を快勝し、さらに上積みが見込める。▲は東京が得意な(5)アドマイヤロイヤル。人気馬だけに馬券は3連単の1着固定で勝負。(10)→(4)(5)(9)→(3)(4)(5)(8)(9)(11)の15点で。
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