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◎シンゲン
昨夏の七夕賞14着以来となるシンゲン(美浦・戸田博文、牡10)は美浦ウッドで単走で6F81秒1、3F38秒0-13秒2(直線追う)で力強いフットワーク。6カ月ぶりでも調教量豊富で仕上がりはいい。
「右トモ捻挫で休んでいたが、今朝の動きは良かった。10歳になったが元気いっぱいだし、鉄砲も利く」と戸田調教師は底力に期待する。
◎ニシノメイゲツ
ディセンバーS6着をひと叩きしたニシノメイゲツ(美浦・田村康仁、牡6)は美浦坂路単走で4F52秒2-37秒6-12秒4(直線追う)をマーク。「年末もやっているのでこれで十分。53キロのハンデもいい」と田村調教師。
◎コスモオオゾラ
昨年の弥生賞馬で金鯱賞11着からの巻き返しを目指すコスモオオゾラが、好仕上がりをアピールした。柴田大騎手を背に美浦Wコースを重心の低いフットワークで駆け抜け、5F68秒5、3F39秒1-12秒4(G前追う)。
「動き、反応ともによかったですよ。馬体は多少、余裕がありますが、成長分もありますし、しっかり乗り込んでいますからね」と柴田大騎手は好感触を得ていた。
昨春は弥生賞を制し、皐月賞4着、ダービー6着。両第1指骨剥離骨折からの復帰初戦だった菊花賞は17着。前走の金鯱賞は伸び切れず11着だったが、2戦使われた効果は大きい。
今回の舞台と同じ中山の芝2000mでは葉牡丹賞と弥生賞を勝っており、「いい根性があり、コース、距離も合っています。チャンスのある馬だし、ここで弾みをつけたい」と柴田大騎手は意欲的。1977年、巳年生まれの年男の手綱さばきにも注目したい。
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