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今週から舞台を阪神競馬場に移し、2週連続でGIが行われる。開幕週を飾るジャパンCダート(12月2日、1800メートル)は、ダート最強馬を決定する大一番。国内を代表する顔ぶれがそろったが、芝のレースで一流の成績を残しているトゥザグローリー(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)が、路線を変更して出走してくる。陣営はダートでも通用する手応えをつかんでおり、砂の猛者に挑戦状を叩きつける。
満を持しての参戦だ。芝のGIを戦ってきたトゥザグローリーが、ダート戦線に新規参入。デビュー23戦目で初ダート戦、しかもGIと条件は厳しいが、大駆けの魅力は十分にある。
「休み明けを1回使ったことで、状態は間違いなくアップしています。季節的にも寒い時期がいいタイプ。夏と冬では馬が違う感じですね」
兼武調教助手が体調のよさを伝える。27日朝の栗東トレセン(滋賀県)は冷え込んで、調教開始時は気温5度。厳冬期こそ、真価を発揮する。
ダート参戦は急に決まったことではない。2011年2月に池江泰郎(池江泰寿調教師の父)厩舎の定年引退に伴って転厩。その当時からグローリーのパワフルな馬体、走法を見て、池江泰寿調教師は「この馬はダートも走るはず。ベストの舞台はダートの2000メートルあたりでは」と感触をつかんでいた。
芝で好結果が出ていたため、ダート参戦のチャンスは巡ってこなかった。ところが、休養明けだった前走の天皇賞・秋で18着としんがり負けを喫したことを機に、ついに挑戦が決まった。「重馬場はよくないけど、力のいる馬場はこなしますからね。フットワークも力強いし、走れそうな雰囲気」と兼武助手の見通しは明るい。
天皇賞は東京競馬場への移動時に高速道で事故渋滞に巻き込まれ、レース前に体力を消耗してしまった。結果は度外視していい。この中間は順調に追い切りを消化しており、気配は確実に上向いている。
血統面もJCダート参戦をあと押しする。母トゥザヴィクトリー(GIエリザベス女王杯1着)はダート初挑戦だった01年フェブラリーSで3着になり、続くドバイワールドカップ(当時はダート)は2着。米国代表のキャプテンスティーヴの後塵を拝したが、世界の強豪と互角に渡り合った。芝、ダート兼用の名牝だった。
過去に初ダートがGIだった馬は12頭。最高着順は前述の母トゥザヴィクトリーの3着だ。ハードルは高いが、不安よりも期待が大きい。“新顔”トゥザグローリーが、勢力図を一変させる走りを見せる。 (佐藤将美)
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