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【Fレビュー】クードラパン、差しで光射す!

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【Fレビュー】クードラパン、差しで光射す!

 阪神日曜メーンは3歳牝馬によるGIIフィリーズレビュー。1~3着馬に桜花賞(4月10日、阪神、GI、芝1600メートル)の優先出走権が与えられるトライアルだ。注目はクードラパン。近2走は先行策で敗れたことを受け、陣営は控える競馬へ脚質転換を図っている。差す競馬では実績があり、大一番の切符をもぎ取る。

 クードラパンは昨年、未勝利戦、サフラン賞と連勝し、陣営が早くから桜花賞を意識していた素質馬。大舞台への切符をつかむため、再び阪神へ乗り込む。

 前走のフェアリーSは2番手を進んだが、直線で伸びを欠いて4着。「ちょっと物足りない競馬でしたね。逃げた馬を追いかける形で勝ちに行って、しまいが甘くなった」と池内助手は振り返る。詰めの甘さを補うために陣営が画策しているのは、脚質転換だ。

 「ジョッキー(田辺騎手)とも話して、後ろからしまいに脚を使わせる競馬をさせたいと思っている」

 近3走は先行する競馬を続けているが、差す競馬でも実績がある。新潟芝1600メートルが舞台だった昨年8月の未勝利戦は、11頭立ての8番手からメンバー最速の上がり3ハロン33秒4をマークして差し切った。上がりの速い競馬にも対応できることは証明済みだ。

 田辺騎手が「引っ掛かる面もなく、展開やコースに注文がつかない」と話していたように、どんな競馬にも対応できる柔軟性とレースセンスを備えている。それだけに、差す競馬で違った面を見せる可能性は十分にある。

 調教でも「テンから力ませないようにしている」と池内助手。2日に美浦Wコースで行われた1週前追い切りは、田辺騎手を背に僚馬を大きく追走する形から直線で一杯に追われて半馬身先着(5ハロン69秒1)。実戦に向けてイメージは描けている。

 阪神JFでは13着とGIの高い壁にはね返されたが、今回で阪神への輸送は2度目。「徐々に成長してきている」と池内助手。前哨戦でしっかりと好結果を出し、クラシックへ夢をつなげる。

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