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国内外のGIホースが集結するジャパンC(29日、芝2400メートル)に出走するフランスのイラプト(牡3歳)の追い切りが25日、東京競馬場で行われた。芝コースで軽快な動きを見せ、グラファール調教師も思わず「トレビアン!!」と絶賛。28年ぶりにフランス馬がタイトルを奪うか。26日に枠順が確定、馬券は27日に金曜発売が実施される。
東京の空から冷たい雨が降り出しても、フランスの若き駿馬は喜々として駆け抜けていった。凱旋門賞5着の3歳馬イラプトが、軽快なフットワークを披露。1着賞金+褒賞金の計3億8000万円を獲りに本気の調整をみせた。
「トレビアン! 1頭だけだったのでリラックスしすぎているかな、と思ったけど、いい走りをしていた。動きにはとても満足だ」
グラファール調教師が満面の笑みでイラプトの動きを称賛した。午前7時半に雨が降り始めた東京競馬場。外国馬の先陣を切って馬場入りするとダートコースでウオーミングアップし、芝コースに移動した。ゆったりスタートし、残り1200メートルあたりからピッチを上げる。名物の大ケヤキを過ぎて直線に入ると、スーッと加速。鞍上は軽く気合を付ける程度で6ハロン84秒6、ラスト3ハロン39秒7-13秒4をマークした。
「日本の馬場は硬いと聞いていたので確かめたけど、この馬は硬い馬場が好きだからね。コースにも満足しているよ」
芝丈が長く、日本と逆に重く、時計がかかるフランスの馬場。そこで走っていただけに日本の馬場への適性が課題だったが、難なくクリアしたようだ。
「大きな馬で競走馬になるまで時間を要した」というイラプトの初出走は今年の4月23日。あっさり勝ち上がると、2戦目も勝って6月には仏GIIIリス賞、さらに7月には仏GIパリ大賞典を制した。わずかデビュー3カ月足らずでGI馬の仲間入りを果たした天才。その後はニエル賞4着、凱旋門賞5着と壁に突き当たったが、その素質の高さは折り紙付きだ。
母国から出ての競馬は初めてだが、「もともと落ち着いている馬。日本では1頭だけで調教しているけど、フランスにいるときと同じメニューをこなしている。どちらかというと左回りの方が得意だし、リラックスしてリズムよく走るので、騎手のゴーサインにもすぐ反応してくれる」と、調教師は自信をみせた。
フランス馬の優勝は1987年のルグロリューだけ。あれから28年、機は熟した。フランスにふたたびジャパンCのタイトルが渡るか。 (柴田章利)
★「第35回ジャパンC」特集 大型馬柱&調教タイム&レース前談話も掲載
★褒賞金で1着なら3億8000万円!!
JRAはジャパンCに参戦する外国招待馬のうち、凱旋門賞など指定する19レースの勝ち馬に対して、褒賞金制度を適用している。今回は仏GIパリ大賞典を制したイラプトのみが対象。ジャパンCで優勝すれば8000万円、2着なら3200万円、3着なら2000万円が交付される。最大で1着賞金3億円とあわせて3億8000万円となる。
馬名の意味英語で噴火する、爆発する。
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