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8月26日の札幌10Rで行われた「2023ワールドオールスタージョッキーズ第1戦」(2勝クラス、芝1200メートル)は、レイチェル・キング騎手とコンビを組んだドーバーホーク(牡3歳、美浦・清水英克厩舎)がゴール寸前で猛然と伸びて1着。3連勝を飾った。鞍上のキング騎手は英国出身で、オーストラリアを拠点に活躍する女性騎手。今回が日本での初騎乗で、うれしいJRA初勝利となった。2着はウンベルト・リスポリ騎手のタリア。3着には岩田望来騎手のガリレイが入った。
ワールドオールスタージョッキーズはJRA選抜7人、ワールドオールスター(WAS)選抜7人の14騎手が2日間にわたってシリーズ4戦のポイントを競い合う騎手招待競走。個人戦に加えて、チーム対抗戦も行われる。今年はJRA選抜で戸崎圭太、川田将雅、横山武史、武豊、クリストフ・ルメール、岩田望来、坂井瑠星の7騎手が参戦。WAS選抜はアレクシス・バデル(フランス出身、香港拠点)、レイチェル・キング(英国出身、オーストラリア拠点)、ジョアン・モレイラ(ブラジル)、ルーク・モリス(イギリス)、ウンベルト・リスポリ(イタリア出身、米国拠点)、マリー・ヴェロン(フランス)、宮川実(高知)の7騎手が出場している。
◆レイチェル・キング騎手(1着 ドーバーホーク)「最高の気持ちです。世界中の一流ジョッキーが顔を合わせるこの場に来ることができ、大変幸せに思っています。まず第1戦を勝つことができて有頂天になっています。このまま勝ち続けられることを祈っています。調教師からは『馬はホットなタイプなので、あまりスタートから押さないように、リラックスして乗ってください。最後はいい脚を使いますので』と言われました。こんなにたくさんのお客さまに囲まれて、何度も名前を呼ばれましたしとても感動しています」
★WASJポイント 1着=30、2着=20、3着=15、4着=12、5着=10、6着=8、7着=6、8着=4、9着=2、10着以下=1。
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