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(第84回オークス、5月21日、東京11R、GⅠ、3歳牝、芝2400メートル=出走18頭)川田将雅騎手(37)=栗東・フリー=とコンビを組んだ1番人気リバティアイランドが桜花賞に続く衝撃的なV。好位追走から直線で抜け出し、6馬身差の圧勝劇を演じた。最優秀2歳牝馬のオークス制覇は13頭目。牝馬2冠は史上17頭目となった。距離不安説を一蹴し、今後は秋華賞(10月15日、京都、GⅠ、芝2000メートル)で史上7頭目の牝馬3冠を目指す。
◇
勝利を確信しつつ、ムチを放った。まばゆい陽光のもとを力強く抜け出したVロード。それでも「今後のためにも2400メートルをしっかり走り切らせたかった」と川田騎手が最終指令を送ると、17頭のライバルは影を追うことすらできない。あのジェンティルドンナ(2012年)の5馬身差を上回る、6馬身差の仰天女王の誕生だ。
「ホッとしています。桜花賞より動けている雰囲気があって、レースでも少し進み過ぎる感じがありましたが、とてもいい雰囲気で我慢してくれました」
序盤に行き脚がつかず、スリル満点の戴冠だった桜花賞と違い、この日は好位6番手で流れに乗る横綱相撲。昨年7月のデビュー戦(新潟芝1600メートル)でラスト3ハロン31秒4をたたき出している究極の切れ味を、理想的な形で温存されては他馬はもうお手上げだ。「直線はもう、〝どれだけ動かすか〟というところでしたが、楽に終わらせるのではなく、2400メートルでどれだけ走れるのか見たかった。目いっぱい動かしたわけではないのですけれども」とフルスロットル手前での大楽勝に鞍上も笑みを浮かべた。
「桜花賞を一度使われていい体になっていましたし、いい落ち着きもありました。距離にはもちろん不安があり、やってみないと分からないというのが大半でしたが、皆さんの期待に応えられて正直ホッとしています」
単勝140円という圧倒的人気に応えての2冠奪取に、こちらも安堵(あんど)の表情の中内田調教師からは「(3冠馬になる)資格というものがあるので、そこを目指していきたい。どこまで強くなるのか、われわれが阻害しないようにやっていきたい」と秋華賞で牝馬3冠を目指す青写真も語られた。阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞、そしてこの日の圧巻パフォーマンスと走るたびに抜きんでた資質を見せつけるニューヒロイン。史上7頭目の栄光、そしてその先まで、才媛の進撃は止まりそうにない。(内海裕介)
■リバティアイランド 父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズ、母の父オールアメリカン。鹿毛の牝3歳。栗東・中内田充正厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績5戦4勝。獲得賞金4億2947万2000円。重賞は2022年GI阪神ジュベナイルフィリーズ、23年GI桜花賞に次いで3勝目。オークスは中内田充正調教師が初勝利。川田将雅騎手は12年ジェンティルドンナに次いで2勝目。馬名は「米、アッパーニューヨーク湾の自由の女神像が建っている島」。
★川田〝2秒の静寂〟に感謝…オークスのレース後、川田騎手から「本当に〝あと2秒〟我慢していただいて、静かな状況で全馬無事にスタートが切れました。ご協力に感謝しています」とファンへ向けてメッセージが送られた。17日の栗東トレセンでの会見で「お客さんの前でゲート入りするので、あと2秒ほど声援を我慢していただければ」と発走の瞬間の歓声の自粛を求めたことにより、この日は通常の有観客GⅠより静かな状況でのスタートとなった。
《オークス・アラカルト》
★着差…6馬身差以上の着差での勝利は1975年(テスコガビー、8馬身)以来48年ぶり9頭目。
★単勝支持率…リバティアイランドの54.3%は、本レース優勝馬で歴代5位。
★川田将雅騎手…JRA・GⅠは桜花賞以来で今年2勝目、通算23勝目。JRA重賞は今年8勝目、通算124勝目。
★中内田充正調教師…JRA・GⅠは桜花賞以来で今年2勝目、通算7勝目。これまでの6勝は全て阪神芝1600メートル戦だった。また、JRA重賞は今年4勝目、通算34勝目。2200メートル以上の平地重賞は延べ19頭目の出走で初めての勝利となった。
★ドゥラメンテ産駒…昨年のスターズオンアースに続き、通算2勝目。JRA・GⅠは今年3勝目、通算10勝目。JRA重賞は今年7勝目、通算18勝目。
★馬主サンデーレーシング…2012年ジェンティルドンナ以来で、通算3勝目。これはキャロットファーム、社台レースホースと並ぶ最多勝利。JRA・GⅠは今年3勝目、通算70勝目(他にJ・GⅠを2勝)。JRA重賞は今年6勝目、通算228勝目。
★生産者ノーザンファーム…19年のラヴズオンリーユー以来で、通算10勝目。JRA・GⅠは今年4勝目、通算189勝目(他にJ・GⅠを3勝)。JRA重賞は今年20勝目、通算781勝目。
★関西馬の勝利…20年デアリングタクト以来で、通算成績は関西馬39勝、関東馬46勝(関東馬による1着同着となった10年を2勝として含む)。
★新潟デビュー馬の勝利…昨年に続く7回目。
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