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3月19日の中京11R・名古屋城ステークス(4歳以上オープン、ダート1800メートル、別定、16頭立て)は、5番人気で菱田裕二騎手とコンビを組んだルコルセール(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)が4コーナー先頭からしぶとく差し返してV。オープン初勝利を飾った。タイムは1分50秒2(稍重)。
クビ差の2着はヴァンヤール(4番人気)。さらに3馬身差の3着にはウェルカムニュース(2番人気)が入った。
ピュアジャッジがハナを切り、ルコルセールが2番手。3番手以下はウェルカムニュースとディアセオリーが続き、人気のウィルソンテソーロは5番手の外からレースを進めた。抜群の手応えだったルコルセールが4コーナーで早くも先頭へ。そのまま突き放しにかかるが、ヴァンヤールが鋭く迫る。一旦は差し切る勢いかと思えたが、余力のあったルコルセールが再び伸び返し、叩き合いを制してV。オープン初勝利を飾った。離れた3着がウェルカムニュース。人気のウィルソンテソーロは伸び切れず5着に終わった。
名古屋城Sを制したルコルセールは、父ロードカナロア、母ラバヤデール、母の父サンデーサイレンスという血統。通算成績は13戦5勝となった。
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