中央競馬ニュース

【有馬記念】ワールドプレミアひと叩きして上昇ムード

 0   3   1,157
シェアする  x facebook LINEで送る
【有馬記念】ワールドプレミアひと叩きして上昇ムード

 有馬記念の1週前追い切りが17日、東西トレセンで行われた。昨年3着のワールドプレミアは、栗東CWコース単走でしまいを伸ばした。11カ月半ぶりだったジャパンC6着をひと叩きして、状態は上向き。2つ目のGIタイトルへ、着々と態勢を整えている。

 ◇

 気温1度と冷え込んだ栗東CWコースで、昨年の菊花賞ワールドプレミアが白い息を弾ませた。決して目立つ動きではなかったが、馬場内で動きを確認した友道調教師は前向きに受け止めた。

 「単走でさっとやりました。動きはもっさりしている部分はあったけど、このひと追いで変わってくれれば。上積みがあっていいと思う」

 藤岡康騎手(実戦は武豊騎手)を背に単走でスタート。促されながら運んで、ラストは馬なりで6ハロン84秒1-12秒8を計時した。もともと調教は地味なタイプ。鞍上は「この馬なりに動けてはいました。1週前なのでここから上がっていければ」とジャッジする。

 昨年の有馬記念以来、11カ月半ぶりだった前走のジャパンCは、勝ったアーモンドアイと0秒8差の6着。しぶとく脚を伸ばして地力を示した。友道調教師は「明らかに休み明けでようやく間に合った感じ。当日のイレ込みも以前と変わりなくて、ゲート入りで待たされてさらにイレ込んだけど、競馬では見どころがあった」と回顧。レース後の反動はなく、順当に叩いた上積みが見込める。

 トレーナーは「決して合っている舞台ではないけど、3歳で3着にきている。ジョッキーがうまく乗ってくれると思う」と結んだ。終わりよければすべてよし。思うようにいかなかった2020年を締める大一番で完全燃焼を誓う。(川端亮平)

有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★「有馬記念2020」特集ページはこちら

この記事はいかがでしたか?
ナイス (3)
 ナイス!(3

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月23日()
宝塚記念 G1
6月22日()
東京ジャンプ G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月16日()
マーメイドS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る