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【エプソムC】アンノートル究極の晴雨兼用

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【エプソムC】アンノートル究極の晴雨兼用

 東京は週末から梅雨モードに突入しそうだ。土曜日の時点では馬場状態すら読みづらいが、そこは“究極の晴雨兼用タイプ”をチョイス。アンノートルなら速い馬場でも渋っても心配はいらない。

 重馬場だった3走前の中山は雨が降りしきるなか、1頭だけまるで違う手応えであっさり突き抜けて快勝。田中博調教師が、「どれだけ雨が降ってもこなせる」と胸を張るのも納得だ。

 しかも、単なる道悪の鬼にとどまらないのがすごいところ。

 前走は東京の高速全開だった馬場で、上がり3F33秒2と極上の切れ味を発揮し、正味ラスト1Fだけでスパッと突き抜けた。まったく違うシチュエーションでの危なげのない勝利は、高い能力を裏付ける。

 2年前の秋から昨年の秋にかけて、左前屈腱炎のために1年の長期休養を余儀なくされてしまったが、復帰してからの6戦では【3・1・1・1】と順調な上昇ぶりを見せている。その3勝はすべて今年で、10着に敗れた2走前は直線で進路がなくなったもの。まさに本格化とみていいだろう。

 「転厩当初は加減しながらの調整だったけど、今は当たり前に攻められている」とトレーナー。デビュー時から馬体重も40キロ近く増えており、心身ともに充実するばかりだ。6日はWコース4F54秒0で併入し、手綱を取った柴田大騎手は「勢いがついてからの反応が良かった。グワーッと長く伸び続ける感じ」と声を弾ませた。

 マイルで全5勝をあげているだけに1800メートルがポイントになるが、指揮官は「折り合いに苦労しないから距離延長はプラスに働くと思う」とむしろ歓迎ムードだ。過去10年の優勝馬のうち、6頭がこのレースで重賞初制覇を飾っている。遅咲きのアイルハヴアナザー産駒も、そのラインアップに名を連ねていい。

 “究極の3連単”はアンノートルを1着に固定。東京で2週連続重賞Vと好調なステイゴールド産駒ソーグリッタリングを2、3着に据えた12点で勝負する。(夕刊フジ)



エプソムCの枠順はこちら 調教タイムも掲載

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