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【ドバイ(UAE)30日(日本時間31日未明)=漆山貴禎】ドバイ国際競走がメイダン競馬場で行われ、クリストフ・ルメール騎手とのコンビでGIドバイターフ(芝1800メートル)に出走したアーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎、牝4歳)が楽に抜け出して快勝。初の海外遠征で5度目のGI制覇を成し遂げた。タイム1分46秒78(良)。ヴィブロスが1馬身1/4差の2着に入り、日本馬のワンツーフィニッシュとなった。
堂々のワールドデビューだ。4冠牝馬アーモンドアイがドバイターフを快勝。その強さを改めて世界に発信した。
鮮やかな照明の下で、鹿毛の馬体がダイナミックに躍る。これが日本の誇る女王の実力だ。初の海外もナイターも関係ない。強烈な末脚を発揮して、GI5勝目のゴールへと飛び込んだ。
「すばらしかった。リラックスしていい位置で運べたし、反応が良くて伸びもすごかった」
クリストフ・ルメール騎手にとって、強い自信が確信へと変わる勝利となった。昨年の牝馬3冠とジャパンCを完勝。「彼女は特別な牝馬。レースを重ねるたびに印象的な勝ち方をしてくれる。まだ能力のリミットが見えない」とほれ込んできた。32連勝を飾っている世界一の名牝ウィンクス(オーストラリア)などを引き合いに出し、「この馬は人生で最高の一頭になる」と言い切る。
初の海外遠征にも対応した。輸送で馬体を減らしたが、担当の根岸助手は、「厩舎でも馬場でもリラックスしていて、馬体の張りも良くなっている」と回復ぶりに目を丸くするほど。環境適応能力においても、世界基準をクリアした。
海外GI制覇というひとつの目的は達成した。しかし、これはゴールではなく、スタートにすぎない。今後はさらなる世界のビッグレースがターゲットになる。もちろん、その中には日本中が勝利を渇望してやまない凱旋門賞(10月6日、仏パリロンシャン、GI、芝2400メートル)が含まれる。
フランス出身のルメール騎手にとっても夢への挑戦だ。母国でも数々の栄光を手にしてきたが、凱旋門の頂にはまだ手が届いていない。「メンタルが強いので、どこに行っても対応してくれるはず。凱旋門賞に行くべき馬だし、ぜひ勝ちたい」と仏遠征を強く進言している。
管理する国枝調教師もヨークシャーオークス(8月22日、ヨーク、芝2370メートル)や、インターナショナルS(同21日、ヨーク、芝2050メートル)といった英国のGIを前哨戦の候補に挙げつつ、「いろんな方面と折衝しながら進めていきたい。やるからには凱旋門賞を勝つ予定で進めていかないといけない」ときっぱり。次なるターゲットは欧州の舞台となりそうだ。
今後は疲れを取り、さらなる飛躍を図る。いざ、悲願の凱旋門賞制覇へ-。ルメール騎手、そしてアーモンドアイのまなざしは、しっかりと世界の最高峰を視界にとらえている。
アーモンドアイ 父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、母の父サンデーサイレンス。鹿毛の牝4歳。美浦・国枝栄厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)シルクレーシング。戦績8戦7勝(うち海外1戦1勝)。重賞は2018年GIIIシンザン記念、GI桜花賞、GIオークス、GI秋華賞、GIジャパンCに次いで6勝目。ドバイターフは国枝栄調教師、クリストフ・ルメール騎手ともに初勝利。馬名は「美人とされる顔の目の形」。
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