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3月14日(木)の名古屋競馬11Rで行われた第42回名古屋大賞典(交流GIII、4歳以上オープン、別定、ダート・右1900メートル、12頭立て、1着賞金=2100万円)は、武豊騎手騎乗の1番人気グリム(牡4歳、栗東・野中賢二厩舎)が2番手追走から直線入り口で逃げたマイタイザンを交わして先頭に立ち、そのまま押し切った。タイムは2分2秒1(稍重)。
1馬身半差の2着には好位から脚を伸ばしたヒラボクラターシュ(2番人気、JRA)、さらに2馬身差遅れた3着に先行粘ったアナザートゥルース(4番人気、JRA)。
名古屋大賞典を勝ったグリムは、父ゼンノロブロイ、母ブランシュネージュ、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道新ひだか町・服部牧場の生産馬で、(株)カナヤマホールディングスの所有馬。通算成績は11戦6勝。重賞は2018年レパードS・GIII、白山大賞典・金沢交流GIIIに次いで3勝目。名古屋大賞典は、野中賢二調教師は初優勝、武豊騎手は2016年アウォーディーに次いで2勝目。
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