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さあ、有馬ウイークに突入だ! 中央競馬の一年の総決算、有馬記念が23日、中山競馬場で行われる。今年の注目は何といっても障害王者、オジュウチョウサン(美浦・和田正一郎厩舎、牡7歳)の挑戦だ。ファン投票3位で出走権を得て、歴代最多タイの有馬3勝を誇る武豊騎手(49)が騎乗する。平地では条件戦2勝と実績的には厳しいが、数々の名勝負をつくり出した天才ジョッキーが、平成最後のグランプリをドラマチックに締めくくる。
名手は今年、夢にかけた。武豊騎手がグランプリのパートナーに選んだのは障害レースの絶対王者、オジュウチョウサン。昨年のキタサンブラックに次ぐ連覇、そして有馬記念単独最多の4勝目を未知の魅力に託した。
「乗りたい馬は多かったけど、最初に声をかけてくれていたし、何よりファン投票で3位に支持されていたことが大きかった。一度は競走馬として駄目かと思われて、別の道を求めて障害入りしても初戦は大敗して(最下位の14着)、そこから障害の最強馬になり、また平地に戻ってきた。みんなの“夢”をかなえているんだね」
オジュウチョウサンは障害レースの最高峰、中山グランドジャンプと中山大障害の各2勝を含む障害重賞で9連勝を成し遂げた。ジャンプ界の絶対王者は今年5月、オーナーの意向で平地挑戦が決定。武豊騎手が鞍上に指名され、7月の開成山特別、11月の南武特別を連勝する。障害と合わせて11連勝として、ファン投票3位で有馬記念の出走権を手にした。陣営からのラブコールに再び武豊騎手が応え、コンビ継続が決まった。
名手をもその気にさせた二刀流のドラマ。GIの厳しさを誰よりも知る分、強気な言葉を並べ立てたりはしないが、白旗をあげるつもりもない。
「前走の軽い芝での走りが良かったし、乗っていても体がすごく柔らかくて障害馬っぽい感じは全然しない。さすがに厳しいとも思うけど、見せ場はつくりたい。夢があって、面白いじゃないですか」
障害レースでレコードを連発するなど、スタミナは豊富。父ステイゴールドはドリームジャーニー(2009年)、オルフェーヴル(11、13年)、ゴールドシップ(12年)のグランプリホースを出しており、産駒は中山競馬場を得意とするタイプが多い。名手が持ち味を存分に生かし切ればチャンスはあるはずだ。
最初のグランプリ優勝は「勝つと思わなかった」という1990年のオグリキャップ。2006年には「自信があり過ぎて緊張しなかった」ディープインパクトで鮮やかに決め、昨年はキタサンブラックでまつりに酔いしれた。年の瀬を彩ったレジェンドが、10週にもわたる外国人騎手のGI勝利の連鎖を断ち切り、異色のパートナーと平成有馬の大団円を迎える。 (内海裕介)
★パーマーの再来!?
障害経験馬の有馬記念挑戦といえば、1992年に勝ったメジロパーマーがいる。同馬は91年の札幌記念(当時GIII)勝ちの後、同年秋に障害入りして未勝利戦1着、条件戦2着になっている。障害は2戦で切り上げ、再び平地に復帰。翌年のGIII新潟大賞典を勝ち、GI宝塚記念をV。同年暮れの有馬記念も制した。
★障害重賞9連勝
オジュウチョウサンは2013年10月19日に東京競馬場でデビュー。平地の2戦は11着、8着に敗れ、障害に転向。初障害では14着と最下位に敗れたが、15年2月に障害4戦目で初勝利。その後は勝ったり、負けたりだったが、16年4月のJ・GI中山グランドジャンプから破竹の重賞9連勝。昨年12月の中山大障害と今年4月の中山グランドジャンプはレコードタイムでV。とくに中山グランドジャンプでは、2着に2秒4差をつけ、従来の記録を3秒6も更新した。障害重賞9勝・9連勝は歴代最多記録。
★16日のオジュウチョウサン
決戦を1週間後に控えた茨城・美浦トレセン。氷点下2度の気温の中、午前4時半すぎに角馬場で体をほぐしてWコースへ。首をグッと下げて気合が入るが、鞍上の指示には従順で4ハロン57秒3-14秒0で駆け抜けた。引き揚げてきたオジュウチョウサンを確認した和田郎調教師は「スムーズで問題なかったです。馬にやる気はあるけど、コントロールが利いているし、感じは良かったですよ」と笑顔を見せた。
★有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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