まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
1週間の密着取材で勝ち馬を探るGI企画の3日目。スプリンターズSを担当する東京サンスポの柴田章利記者(43)は、ストレイトガールの追い切りをチェックした。ヴィクトリアマイルでGI馬の仲間入りを果たしたが、本来はスプリント路線で好成績を挙げてきた馬。国内最終戦で短距離女王へ。悔いのない仕上がりになっている。
この時期は午前6時から調教開始。栗東トレセンの宿舎で相部屋の、僚誌・週刊ギャロップ松永の目覚まし時計の音で目が覚めた。午前4時45分。おい、あと15分は眠れるだろ、と思いつつ顔を洗って取材をスタートした。
追い切りで注目したのはストレイトガールだ。休み明けのセントウルSを叩いた効果が調教に出ているか、そこをチェックしたい。7時20分にCWコースに1頭で登場すると、落ち着いた雰囲気で走り出し直線へ。騎乗する田中博助手の手綱は微動だにしないが、ゴール前ではスーッとスムーズな加速を見せた。5ハロン66秒4も優秀だが、ラスト1ハロン11秒8に驚いた。スピードを感じさせないのは、まったくの馬なりだから。この加速力こそストレイトガールの本来の動き。セントウルS(4着)の勝負どころで一瞬、見せた反応の鈍さはまったくない。
「ベテランになっているから、もう馬がわかっている。休み明けは余裕を持たして、右肩上がりの体調。いい状態になっているな」
藤原英調教師の口ぶりからも、秋の目標に向けて計算どおりの調整ができているのは明らかだ。「昨年は函館スプリントSからスプリンターズSだったけど、使って短期間でGIに臨んだ方がパフォーマンスが上がるだろう。セントウルSも外枠で逃げ馬が残る展開だったが、最後は詰めてきた。本番に向けてはいいレースだった」と、上昇カーブに笑顔を見せた。
暮れの香港スプリントを使って引退の予定。これが国内で最後のレースになるだけに、調教師は「もうひとつ勲章をあげたい。ここまでもよくがんばっているけど、最後にもう少しだけがんばってほしい。最後の日本で強い牡馬をなぎ倒して香港へ行きたいね」と、悔いのない仕上げで臨むことをきっぱりと言い切った。
一瞬の切れ味より息の長い末脚は今の中山の馬場には向く。直線の急坂を駆け上がって、ストレイトガールが短距離界の頂点まで上り詰める気がしてきた。 (柴田章利)
★スプリンターズSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら
東西現場記者走る 昨春始まったGI限定の連載企画。東西サンスポが誇る精鋭記者たちが、トレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|