まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
09年中央競馬の総決算・第54回有馬記念(GI、芝2500メートル)が27日に中山競馬場で行われる。今年も万馬券を量産、先週20日の阪神12R3連単12万超を的中させた水戸記者は大一番では血統がモノをいうという持論から良血馬ネヴァブションを本命に抜てき。金曜前売り単勝(6450円)14番人気の馬から馬単8点で勝負に出る。馬券は26日から全国で発売される。
確定枠順へ
まず結論から言おう。09年グランプリ制覇を成し遂げるのは良血ネヴァブションと断言していい。大一番こそ血統がモノをいうという持論がそうさせた。その背景にあるのが学生時代に出現したある馬が関係している。本場英国に35年ぶりに3冠馬が誕生したというニュースが耳に飛び込んできた。競馬ファンなら誰でも知っているニジンスキーであり、世界を席巻した大種牡馬ノーザンダンサーの初期最高傑作だ。もう、こんな馬は希にしか出ないだろうとの英マスコミの論評があっさりと打ち破られた。その翌71年にニジンスキーが果たせなかった凱旋門賞と、その前に英ダービー、キングジョージを制したことで“70年代最強馬”と後に称えられることになるミルリーフが現れたのである。
そのミルリーフが勝った凱旋門賞で文字通り鉄砲玉のような差し脚で2着に突っ込んだのがピストルパッカーというGI3勝の女傑で、あまりに凄まじい末脚だったためにミルリーフの強さがより浮き彫りになった格好だった。
その女傑を曾祖母に、母の父がミルリーフという馬がグランプリに出走してくるのだ。それが当方が期待を寄せるネヴァブションだ。時代は巡るではないが、えも言われぬ感慨に浸らされる。まだ下級条件でもがいていた頃から伊藤正徳調教師は「GI級の馬。必ず出世する」と言って憚らなかった。それは現実のものになりそうで、07年日経賞でマツリダゴッホを、今年1月のAJCCではドリームジャーニー、マイネルキッツといったGI馬、そして同僚のエアシェイディを破って重賞を制してきたことを高く評価すべきだ。さらにグランプリの舞台である中山2500メートルで3勝も挙げているのはなんとも心強い。
ここは休み明け2戦目、「もう一戦欲しかった」(伊藤師)のは確かだろう。しかし、そのために一日追い切りを遅らせたのだ。結果坂路4ハロン49秒8の一番時計を叩き出している。緊張感を保ち、レースにより集中して欲しいという伊藤師自らの配慮からだ。そうした真剣さが通じたのだろう。ベスト時と変わらぬ馬体の張り、光沢が感じられる。記者の目に狂いがなければ力を出せる状態に達しているはずだ。とにかく大一番では血統がモノを言う。その伝から言えば、まさに最高級の血が母系に脈々と流れているのだ。父マーベラスサンデーは96、97年の有馬記念で2度2着と涙を呑んだが、SS産駒であり宝塚記念勝ち馬。父の無念を晴らす時がやってきた。馬券は馬単(15)(14)、(15)(2)、(15)(1)、(15)(4)、(15)(9)、(15)(11)、(15)(13)、(15)(16)の8点で万全だ。(水戸正晴)
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|