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20日の阪神9R樅の木賞(2歳500万下、ダート1800メートル)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気クロスクリーガー(牡、栗東・庄野靖志厩舎)が直線で抜け出して快勝した。タイムは1分51秒8(重)。
気合をつけてメイショウカシュウがハナを切り、ショコラブランが2番手を追走。その後ろにウインユニファイド、メナスコが続いて、断然人気に推されたクロスクリーガーは中団の外からレースを進めた。4コーナーでは各馬が一団となって直線へ。馬群の一番外を回って追い上げたクロスクリーガーが直線半ばで抜け出すと、激しい2着争いを尻目に押し切って快勝した。昇級戦で芝に臨んだ黄菊賞では6着に敗れたクロスクリーガーだが、新馬戦を大差で制したダートに戻ってきっちり人気に応えている。1馬身3/4差の2着は3番人気のショコラブラン。さらにクビ差の3着には2番人気のデヴァスタシオンが入っている。
クロスクリーガーは、父アドマイヤオーラ、母ビッグクィーン、母の父ブライアンズタイムという血統。通算成績は3戦2勝となった。
岩田騎手は「やっぱり走りますね。落ち着いて走れていたし、反応も良かった。芝でもやれますが、ダート適性は高いです」とダートで2戦2勝の素質馬を高く評価していた。
★20日阪神9R「樅の木賞」の着順&払戻金はこちら
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