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23日の京都5R2歳新馬(芝2000メートル)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気サトノゼファー(牝、栗東・松田国英厩舎)が逃げ切り勝ち。タイムは2分3秒8(良)。
好スタートを切ったサトノゼファーが無理なくハナに立ち、外からホザンナが2番手。1番人気のヒルノリヴァプールがその直後につける。2コーナー過ぎで先行集団がゴチャつくシーンも見られたが、淡々とした流れで進行。サトノゼファーが手応え十分に4コーナーを回る。勢いのなくなったホザンナをかわしてスペリオルラスター、ヒルノリヴァプールも迫ってくるが、結局最後までサトノゼファーの脚いろは衰えず、堂々の逃げ切り勝ち。良血牝馬が初陣を飾った。1/2馬身差2着が4番人気のスペリオルラスター。さらに1馬身3/4差の3着がヒルノリヴァプールだった。
サトノゼファーは、父キングカメハメハ、母ダイワスピリット、母の父ダンスインザダークという血統。祖母ロンドンブリッジはGIIIファンタジーSの勝ち馬で、GI桜花賞の2着馬。おばダイワエルシエーロはGIオークスの勝ち馬。
岩田騎手は「スタートが決まったので前へ行かせました。2コーナーで物見をする面はありましたが、コントロールのききやすい馬で、走りもしっかりしていました。いい競馬でした」と牡馬相手の逃げ切り勝ちを評価していた。
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