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1回福島競馬の最終週を飾るのが、26日(土)のメーン、福島牝馬S(GIII、芝1800メートル)だ。
傾向からいくと、6年連続で勝っている中山牝馬S組が有利。2着同着だったキャトルフィーユ(栗東・角居勝彦厩舎、5歳)とケイアイエレガント(美浦・尾形充弘厩舎、5歳)が中心となりそうだ。
キャトルフィーユは勝ち切れないタイプではあるが、重賞で連続2着と力をつけている。小回りコースにも実績があり、初めての福島でも問題はなさそうだ。あとは前走から2キロの斤量増がどう出るかだろう。ケイアイエレガントも休養明けの節分S(1600万下)を圧勝して重賞でも通用したように、充実一途。先行力を生かすには福島コースはもってこいの舞台だ。
同4着アロマティコ(栗東・佐々木晶三厩舎、5歳)もエリザベス女王杯3着の実績馬。追い込み脚質だが、小回りでまくりを得意とした時期もある。昨年は小差の4着でコースにも不安はない。
別路線組では、牡馬相手の東京新聞杯で不利がありながら0秒3差6着と善戦したレイカーラ(美浦・堀宣行厩舎、5歳)が注目される。中山で3勝しているように小回り向きの決め手を秘めており、ダノンシャークの妹が良血開花のシーンも十分にあるだろう。
格上挑戦を予定している馬の中にも、サトノジュピター(美浦・堀宣行厩舎、5歳)、トーセンアルニカ(美浦・木村哲也厩舎、4歳)、リラコサージュ(栗東・藤原英昭厩舎、4歳)など魅力的な素材が多く、注意が必要だ。
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