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【日本ダービー】2冠達成!アンライバルド本命

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 〔本紙の狙い〕アンライバルドを本命に推す。皐月賞は自分から先行馬をつかまえにいき、直線半ばで一気に抜け出した。タイムもコースレコードにコンマ2秒差だから文句なしだろう。この中間は順調の一語で、最終追い切りの動きも抜群だった。状態は万全だ。血統、レースぶりから、東京の2400メートルになるのはプラス。父ネオユニヴァースは道悪巧者だったので、渋った馬場も問題ないだろう。2冠制覇は濃厚だ。アプレザンレーヴが相手の筆頭。青葉賞の内容が良く、勝負根性は非凡。皐月賞組にヒケをとらない。

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 皐月賞と同じく最内の1番枠に入ったロジユニヴァースは、坂路で4ハロン54秒5-40秒5-13秒1(馬なり)で前々日追いをかけてきた。「今朝(29日)は角馬場→坂路。予定よりも若干、速くなったが、強めの調教を課した訳ではない。動きはだいぶ良くなり、カイ食いも問題ありません」と萩原調教師はダービーでの巻き返しを図る。東京競馬場へは土曜朝に入厩する。

 (2)アプレザンレーヴは金曜も意欲的な調教メニューを消化。坂路1本を軽く上がった後、DWに出て5ハロン72秒7、3ハロン40秒7-12秒6と終い伸ばした。530キロの黒みがかった芦毛の馬体は迫力満点だ。「前走と比べても精神的にゆとりが出てフォームに力みがなくなった。きっちりやることはやったし、悔いのない納得の仕上げやな」と村本調教助手は満足げ。

 木曜追いを行った3番フィフスペトルは厩舎周りの運動とプール調整でリラックス。「追った後も特に変わったこともなく順調に来ています。(道悪)馬場に関しては何とも言えないなぁ。ただ、みんな条件は一緒だからね。土曜朝に東京へ輸送する」と山田調教助手。

 皐月賞8着後はダービーに照準を合わせて抜かりない調整を行ってきた(7)ナカヤマフェスタは角馬場→坂路を1ハロン16~17秒ペースで1本登坂して美浦での調整を終えた。「土曜に輸送するので乗るのはこれが最後。落ち着いていい感じで走っていた。ここまでホント順調に調整して来られたよ。ウチの厩舎も3年連続ダービー出場になるので頑張りたい」と佐々木調教助手。

 (9)ジョーカプチーノは逍遥馬道からプールの調整メニュー。「追い切り後も落ち着いている。前走後は正直疲れが出たが、きっちり回復している。見た目は前回よりいいくらい」と白倉調教助手はデキの良さを強調する。今回はこの馬の出方が展開を左右しそうだが、「理想はリーチが飛ばしてその後ろで折り合えること。鞍上を含めて自分の競馬ができるかどうか」とNHKマイルC再現で頂点を狙う。

 関西馬で唯一の金曜輸送となった(10)アントニオバローズは、29日午後4時10分に決戦の地に到着。馬房に入ると寝転がってワラに体をこすりつけた。「輸送はおとなしいし、体も減らない馬。前回はテンションが高かったので、1日早く輸送しました。馬場(道悪)は極端に苦にはしないと思います。この日のためにやってきたようなものだし、あとは角田さんに託すだけですね」と大島調教助手は迷いのない表情で語った。

 (11)セイウンワンダーはCWで軽めのキャンターを消化した。フットワークには切れがあり、黒光りする馬体は具合の良さを物語っている。「体は減って理想通りになったし、もうそんなにやる必要はない。輸送しても体が減らない馬だから510キロくらいになると思う。枠は真ん中あたりでちょうどいいね。両サイドに先行馬がいるけどゲートの出が良ければその後ろについていく形になるかな」と領家調教師。

 (16)トライアンフマーチは坂路で4ハロン62秒1。一定のリズムで気持ち良さそうに駆け上がった。「特別速い時計を出すことはなく普段通りのメニュー。最近は重心の取り方がうまくなり、フォームにブレがなくなってきた。集中力も持続できるようになっています」(清山調教助手)というようにさらに進化している。「いつもレースではこちらが思った以上の結果を出してくれた。GIを戦ったという経験値は大きいし、今度は勝ってほしいですね」と清山助手の期待は大きい。

 橋口厩舎の(17)アイアンルック、(12)リーチザクラウンはともに坂路で調整。4ハロン69秒8でゆっくり上がったアイアンルックに橋口調教師は「体調に関して何も言うことはない。体重も前走と同じくらいで出せそう」とニッコリ。前走のNHKマイルCでは4コーナーでの不利が響き8着に敗れたが「この前の着順を鵜呑みにしたらダメ。普通に走ればいいところには来るよ」と巻き返しに自信ありげ。

 リーチザクラウンは4ハロン67秒1。馬体に細め感はなく、落ち着きも十分だ。「体は516キロくらいで出せるかな。増えるのはいい傾向。(前走後)2週間だけ外の空気を吸わせたのが良かったのかも」と中間の短期放牧の効果を伝える。気になる戦法については「スタートしてみないと分からないが、4番手以降ということはないと思う」。前々での競馬になりそうだ。

 皐月賞馬(18)アンライバルドは角馬場でじっくり乗られてから坂路で4ハロン63秒3。イライラした面はなく素軽いフットワークで、ここまでいたって順調だ。「落ち着いているし、雰囲気は皐月賞前と変わらない。前走後は東京の2400メートルを意識した調教をしてきたから何も心配はしていない」と友道調教師は穏やかな表情で話す。2冠に向けて順風満帆だ。

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