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JRAで16年ぶりに誕生した女性ジョッキー、藤田菜七子(18)=美浦・根本康広厩舎所属=が5日、衝撃の中央競馬デビューを果たした。中山競馬2Rで自厩舎のネイチャーポイント(牡3歳)に騎乗し、猛然と追い込んで2着。JRA史上、新人女性騎手の初陣で最高着順となった。6日は中山の2Rと12Rで騎乗。初勝利を目指し、JRA歴代1位の3808勝を挙げている武豊騎手(46)=栗東・フリー=らと勝負する。
中山競馬場が“菜七子劇場”と化した。中央競馬初陣となった2R(3歳未勝利戦)。中団の内を進んでいた藤田菜七子騎乗のネイチャーポイントが、直線で外から1頭また1頭とかわし、先に抜け出していた1番人気ペニーウェディングにゴール前で襲いかかる。『ウォー!』。スタンドがどよめく中、ゴールをさっそうと駆け抜けた。
勝ち馬に3/4馬身差まで迫る2着。過去6人いたJRA所属の女性騎手のデビュー戦としては最高着順で、ファンから歓声とともに拍手が湧いた。
「前にいた吉田豊騎手の馬(ペニーウェディング)を抜かす気持ちで、必死に追いました。1着を目指していたので…。悔しいです。自己採点は40点くらい」
勝負師としての顔をのぞかせたが、前走は10番人気で10着だった上、3カ月の休み明けだった馬を連対させる殊勲。「憧れだった場所で乗ることができて、うれしい気持ちでいっぱい」とJRAで第一歩を刻んだ喜びも口にした。
騎手として1987年のダービーをメリーナイスで制した師匠の根本康広調教師(60)は「追うと伸びが違う。そのあたりはセンスなんだと思います。評価は70点。それぐらいじゃないと2着に来られないですよ」と舌を巻く。
今月3日、中央競馬に先立ち公営・川崎競馬でデビュー。6戦して2着にも入り、大フィーバーを巻き起こした。この日は開門前から前年比50・9%増の1526人もの列ができ、2Rのパドックはファン約3000人の熱気で包まれた。2Rの売り上げは前年の同日同レースと比べて32・3%増の約5億4000万円。報道陣は35社、220人に及んだ。
菜七子は6日、中山で2Rホシノブーケと12Rスワンボートに騎乗する。
「もっと頑張らなきゃと思ったし、一鞍一鞍大事に、まずは初勝利を目指したい」
いずれのレースも、待ち受ける騎手はつわものばかりだ。歴代最多の3808勝をはじめ、数々のJRA記録を持つ“レジェンド”武豊騎手。さらに、先週までに史上初の5開催日連続重賞制覇をやってのけた名手、ミルコ・デムーロ騎手(37)…。
「(武豊騎手は)競馬を見始めたときから憧れていた雲の上の存在。いろんなことを教えてもらいたいし、もちろん、負けたくない気持ちもあります」。尊敬の気持ちを胸に秘めながら、記念すべき初勝利へ強い意志で挑む。 (千葉智春)
(情報元:SANSPO.COM)
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