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サンケイスポーツ読者のみなさま、はじめまして。水天宮の宮司を務める有馬頼央です。今回、私の祖父・有馬頼寧が創設した有馬記念の予想をさせていただきます。
祖父は私が生まれたときには、他界していました。直接話したことはありませんが、祖父が日本中央競馬会の第2代理事長に就任した際、プロ野球のオールスターゲームのようにファン投票で選出された馬が出走するレースを提案して、1956年に前身の中山グランプリが開催されました。
私は父に連れられて物心ついたときから毎年、中山競馬場に行っていました。アカネテンリュウが2着だったあたり(1969、70年)から記憶があります。父は小説家だったので、渡辺淳一さんや阿佐田哲也さん、五木寛之さんらとご一緒しました。みなさん馬券はしっかり外れていたようですが、予想を聞かれて自分の誕生日の2、3番がいいですよ、なんて答えたこともあります。
さて、予想の話に参りましょう。一番手はやはりドウデュース。武豊騎手とは今年、お話しする機会がありました。昨年の優勝馬ですし、ジャパンCも強かった。有終の美を飾ってほしいですね。次にダノンデサイル。ダノンの冠名は活躍馬が多いし、いい着順を目指せるのではないかなと思います。そして、音楽が趣味でよく鑑賞に行くので、ベラジオオペラも挙げておきます。単勝はドウデュースで、3連複はこの3頭で馬券を考えています。私は予想は素人なので、日々研究している各紙の記者の印にも注目しています。
今年で69回目となる有馬記念。祖父の発案というより、ファンに育てていただいたレースだと思っています。年末の締めに自分の気持ちが伝わるレース。ファンの意思を反映していくことが祖父が考えた一番大切なことで、次の世代に継承していってほしいです。レース当日は現地で観戦します。みなさんと一緒に楽しみたいと思います。
■水天宮(すいてんぐう)東京都中央区日本橋蛎殻町にある神社。福岡・久留米市にある久留米水天宮の分社で、江戸時代の1818(文政元)年に久留米藩主・有馬頼徳が藩邸内の芝赤羽橋に勧請したのが始まり。1872(明治5)年から現在の地にある。安産、子授け祈願、水難除けの神様として知られている。明年は巳年にあたり、ゆかりが深い寳生辨財天にも注目。辨財天社毫は有馬頼寧が揮毫(きごう)した。
■有馬 頼央(ありま・よりなか)1959(昭和34)年2月3日生まれ、65歳。東京都出身。旧筑後久留米藩有馬家第17代当主。一般財団法人有馬育英会理事長。成蹊小から中、高、大を卒業。2009年から水天宮の宮司を務める。父は直木賞作家の有馬頼義氏、祖父は日本中央競馬会第2代理事長で1956年に「中山グランプリ(後の有馬記念)」を創設した有馬頼寧(よりやす)氏。
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