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競馬の祭典「第91回日本ダービー」で、シュガークンが初の青葉賞馬Vを狙う。キタサンブラックの半弟で、もちろん鞍上は武豊騎手(55)。自身7回目の制覇へ、レジェンドジョッキーも手応えを隠さない。
──前走の青葉賞を制し、3連勝でダービーへ
「コース、距離とも初めてだったが、リラックスして走ってくれたし、GOサインを出してからの反応も良かった。着差はわずかながら好内容だった」
──CWコース併せ馬の1週前追い切りに騎乗
「目一杯ではなく、ラストを伸ばした。落ち着いて走れていた。そんなに強くGOサインは出していないが、思ったよりタイムは速かった。状態の良さを感じた」
──デビューは2月と遅かった
「最初は気性的にも体型的にも幼いところがあったが、初勝利をあげた2戦目あたりからの成長ぶりがすごい」
──やはり兄キタサンブラックと比較される
「馬体や乗った感じは違うが、心肺機能の高さは共通している。全力で走ったあとすぐに落ち着くところが似ているね」
──青葉賞勝ち馬からダービー馬は出ていない
「前走よりさらにいいレースをしないと通用しない。前走からプラスがあればチャンスはあると思っている」
──ジョッキーにとっては7回目のダービー制覇がかかる
「デビューのときから、スタッフと『この馬でダービーに行けたら』と話していた。ダービーは何回乗っても、何回勝っても、思いが薄くなることはないね」(夕刊フジ)
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