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駐車場から教室まで50m。だからというわけでもなく仮にこの距離が3倍の150mでも同じことをするのだろうが、私は傘をあまりささない。理由は“面倒くさいから”だ(笑)。
つい最近車に忘れ物をしたのに気づき取りに戻った。車を出た瞬間に雨が激しくなり、50m走る間にびしょ濡れになった。教室に戻ると生徒の一人がビックリしてこちらを見ている。
「先生、傘、ささなかったんですか?」
私はビショ濡れのままおどけて答えた。
「そうなんだよ……いつもなら雨粒なんかよけちゃうんだが……今日はちょっと多すぎた。2966粒もよけられなかったよ……。」
テンションが上がっていたのもあり、私は雨粒よけのジェスチャーをしながら教室を変な格好で歩いてみせた。
もちろんそんなのは嘘(笑)。生徒が失笑するのが見たくてやっただけだったがなんとこの生徒、こう返してきた。
「えぇ~!? スゴ~い! 雨粒ってよけられるんですか? コツとかあるんですか?」
いろいろな天然系を見てきたが(笑)さすがにこのリアクションには吹いた。
「あのね……多分だけど雨粒はよけられないし、先生に当たった雨粒の数も2966粒どころではないと思う。もし避ける能力があれば仮に失敗してもここまでビショビショにはならないんじゃないかな……」
笑いながら返す。(……廊下で「ごきげんよう」とか挨拶するお嬢様学校で育った子になるとこんな話でも信じるか……)なんて思っているとその生徒、いたずらっぽく笑い、
「ですよね(笑)。今の変なジェスチャー、面白かったです! またやってください。雨が降ったら……」
と言い自習に戻っていった。まったく……今どきの女子高生ときたら。完全にからかわれていたのはこっちだった(笑)。
さて、私のにせ特技は雨粒よけだが、雨粒よけは無理でも器用にレースをする馬は多く、今週土曜阪神競馬場のメイン競走アーリントンCと言えば器用さがモノをいうレース。勝馬予想に寄せ今週は「器用」金言を紹介するとしよう。
曰く「アーリントンCは器用に戦法を使い分ける馬を狙え」。
たとえば昨年優勝のオオバンブルマイはデビュー戦こそ先行したが暮れの朝日杯は後ろから行ったし、一昨年優勝のダノンスコーピオンもデビュー2戦目までは先行し朝日杯、共同通信杯は後ろから進めた。逃げなら逃げ、追い込みなら追い込みのワンパターンではなく、多様な戦法を使い分ける馬にアーリントンCは要注意だ。
シヴァースは2戦1勝。新馬戦は中団から最速の上がりで差し切ったが2戦目のきさらぎ賞は一変。逃げて勝馬と同タイム3着に粘った。これを器用と言わずして何と言うべきか。狙うはこの馬だ。
雨粒よけの話をしていて、若い頃ヨーロッパを旅した時にパリの子どもたちが皆、傘をさしていなかったのをふと思い出した。あの時、俄か雨に唯一人傘をさした私……。もしかしたら傘をさすのが面倒になったきっかけは、あの時覚えたなんともいえぬ虚しい気持ちだったかも知れない(笑)。
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アーリントンシャンクの空に。。。
予想を掲げて 連敗プリズナーからの脱却を目指したいの心意気