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2月11日の東京10Rで行われたバレンタインステークス(4歳以上オープン、ダート1400メートル、別定、15頭立て=コンシリエーレは出走取消)は、吉田豊騎手の6番人気レッドヴェイロン(牡9歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)が後方待機から直線で鮮やかな差し切りを決めて勝利。2018年のNHKマイルカップ(GⅠ)で3着するなどデビュー当時から活躍した実力馬が、明け9歳初戦にして待望の初オープン勝ちを果たした。タイムは1分24秒0(稍重)。
1馬身半差の2着は、勝ち馬を追うように後方から差し脚を伸ばしたハチメンロッピ(5番人気)。1番人気に支持されたペースセッティングは好位から一度は先頭に立ったものの、上位2頭の切れ味に屈し2着からさらにクビ差の3着に敗れた。
レッドヴェイロンは、父キングカメハメハ、母エリモピクシー、母の父ダンシングブレーヴという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)東京ホースレーシング。戦績は30戦5勝。
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