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《栗東》秋華賞3着ハーパー(友道、3)は、坂路単走で4ハロン53秒6─12秒3。馬なりで機敏な動きを披露した=写真。「久々を使ったことで素軽さが出てきたね」と友道調教師は状態の良さを告げる。ここまでGⅠでは前述の秋華賞のほか、桜花賞4着、オークス2着とすべて掲示板に載っているが、Vには届かずじまい。「距離が延びることに加えて、外回りになるのもいい。十分にチャンスはあると思う」とGⅠ奪取に意欲を見せた。
栗東に滞在し、調整している小倉記念6着ククナ(美・栗田、4)は、CWコースでサリエラ(美・国枝、4)と併入。馬なりで6ハロン81秒8-11秒5をマークした。佐藤助手は「多少、テンションの高さはありますが、動き自体は問題ありませんでした。入厩当初はナーバスになる部分もありましたが、少しずつ落ち着きも出て、順調です」と前向きに話す。
《美浦》昨年の2着馬で、府中牝馬S3着のライラック(相沢、4)は、Wコースで直線追われて5ハロン63秒8(ラスト1ハロン11秒8)と圧巻の自己ベスト。僚馬に3馬身先着した。それでも石川騎手(レースは戸崎騎手)は「追い切りはやれば動くので無理していないけど、前走のダメージがあったぶん立ち上げに時間がかかっている。きょうでどれくらい上がるか」と慎重な姿勢。
府中牝馬S10着シンリョクカ(竹内、3)は、Wコースで木幡初騎手を背に5ハロン65秒8-11秒7の好時計。馬なりで僚馬に半馬身先着した。「しっかり負荷をかけられましたし、時計も予定通り。春よりも体重をキープできています」と竹内調教師。
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