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中央競馬ニュース
障害の名手がついにターフに帰ってくる。２０２０、２１年と２年連続で障害リーディングジョッキーに輝いた森一馬騎手（３０）＝栗・松永昌＝が１日、栗東トレセンで報道陣の前に姿を見せた。
「ずっと復帰の日を待っていました。やっぱり馬に乗れるのはうれしいですね」
５月の京都ハイジャンプをダイシンクローバーで制するなど存在感を示していたが、同２８日京都の障害未勝利戦でアメイジングタイムに騎乗した際に落馬し、左肩を脱臼して、剥離骨折。長期離脱を余儀なくされた。だが「いい先生に巡り会えたようで、脱臼した肩をはめたときに偶然なのか意図してなのか、剥離していた骨まで元に戻ったようです。そのおかげで手術をすることなく、２カ月で復帰することができました」と奇跡的な治療のおかげで早期復帰が実現した。
調教自体には先週末から参加。今週は騎乗予定がなく、実戦復帰は来週を予定している。「傷ついた細胞の回復をしっかりと待ちました。またここから頑張りたいです」と笑顔で締めた。またここから障害、平地を問わない活躍を期待したい。（大阪サンスポ・丸橋正宣）
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