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新潟芝1000mの外枠有利は常識であり、好走率や回収率を検証しても、どうやらその常識は正しい。
枠順が決まらなければ、予想などしても意味がないという人と、予め狙い馬に目星をつけ、その馬が外枠に収まるのを願う人がいる。
私は後者のタイプであり、このタイプの弱点は、運良く狙い馬が理想の枠を引いてくれたとき、その馬しか見えなくなることではないか。
そして今年、外枠なら心中も、そう考えていたファイアダンサーが8枠16番へ。さて、予想を進めるうちに狙いは覆るのだろうか。データは過去10年分を使用する。
2ハロン地点の通過順を元に、逃げた馬の成績をみると【3-6-0-7】。毎年快速馬がスタートから押して押してと競り合いを続けるため、年数より頭数が多く出ている。
逃げて馬券内に好走した9頭の平均人気は2.1になるから、スピード能力を評価され、人気を背負った馬が期待に応えている形。昨年も2番人気のシンシティが2着へ走った。
反対に2ハロン地点で2桁位置にいた馬は、4頭しか好走しておらず、その内の2頭は昨年の1着、3着馬。
私はこの結果をどう総括するべきかわからなかった。そして、千直とはいえ、速い流れ(過去10年2ハロン目最速タイ)だったから差しが決まった、と一応の結論をつけた。
しかし、前に行った馬が弱かったのではないか、という意見を聞き、なるほど頷かされた。
言われてみれば、逃げ粘ったシンシティこそ人気だったが、ほかで前に位置を取った馬は力量不足に映る。だいたいが、同じようにテン2ハロン目に10秒0が刻まれながら、前の馬が着内を独占している年もある。
そこから導かれるのは、強い先行馬がいるなら素直に信頼しましょうという、どうにもつまらない結論だからやるせない。
一応、新潟芝1000mのコースに触れておくと、平坦のみではなく、スタートから300m弱は上り、そこから200m下る。この下りの区間で最速ラップが踏まれる。
下りを終わると一息入る。私は当然、競走馬に乗ったことがなく、息を入れるという感覚がわからないが、直線競馬で息を入れるのは、より難しそうに感じられる。
スピードについていけない馬は陥落し、ゴール前は先行した馬の粘り合いの様相が強い。
今年は昨年逃げて2着のシンシティに加え、同時に2番手と計測された5着スティクス、8着マウンテンムスメが再び顔を揃えた。
で、現状の想定オッズだと、シンシティよりスティクスが上に出ている。どちらも前走の韋駄天Sでは人気を背負い凡走している。ただ、今年の韋駄天Sは例外的に前が崩れた。
いやあ、難しい。強い先行馬を信頼しましょうと言いつつ、一体どの馬を強い先行馬と見るべきなのか。
煮え切らないままきてしまい、申し訳ない限りですが、妙味も加味して◎はシンシティで。
直近の着順が悪く、前走は前述した同じ舞台の韋駄天Sを凡走も、昨年も2桁着順続きの1200m戦から一変した馬。きれいな馬場でのスピード勝負で期待。
〇にファイアダンサー。前走韋駄天S2着馬。最内から外に切り替え、前がなかなか開かず、万事休すかと思いきや、残り100mほどで鋭伸。こちらは好走決着への対応力が鍵も、血統だけみれば楽しみはある。
馬券は◎〇の馬連・ワイド。
(文・垣本大樹)
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