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4月16日の阪神11Rで行われた「第28回アンタレスステークス」(4歳以上オープン、GⅢ、ダート1800メートル、別定、15頭立て、1着賞金=3800万円)は、鮫島克駿騎手との新コンビで挑んだプロミストウォリア(牡6歳、栗東・野中賢二厩舎)が互角のスタートから先手を奪うと、後続の追撃を振り切って勝利。単勝1.9倍の支持に応え、前走の東海ステークスから重賞連勝、1勝クラスから堂々の5連勝を果たした。タイムは1分49秒5(重)。
好位からしぶとく伸びたヴァンヤール(4番人気)が1/2馬身差の2着、さらに2馬身差の3着には後方から内をすくったキングズソード(2番人気)が入った。
◆鮫島克駿騎手(1着 プロミストウォリア)「こんな素晴らしい馬の騎乗依頼をいただいて、チャンスを生かすことができてホッとしています。内のメイショウカズサもハナに行くかと思っていましたが、スタート次第でハナに行ってもいいし、向こうが速ければ番手でもいいし、とにかくリズム良く運ぶことだけを考えていました。ある程度、速いペースでラップを刻んだので、しまいもしっかり動いているというより、速いペースで他の馬の体力もそぎ落とせればいいなと思ってラップを刻んでいました。こちらも苦しかったけど、かわされる感じはしなかったです。スタートからテンが速くて、速いペースでゴールまでしっかり走り切れます。乗りやすくて、レースの主導権を握れるのは一番の強みです。時計も内容も文句ないし、言うことないですね。この先、GⅠレベルにいけます。プロミストウォリアはこれから素晴らしいステージで戦っていくと思います」
アンタレスSを勝ったプロミストウォリアは、父マジェスティックウォリアー、母プロミストスパーク、母の父フジキセキという血統。北海道平取町・坂東牧場の生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は8戦6勝。重賞は23年東海S(GⅡ)に続き2勝目。管理する野中賢二調教師、騎乗した鮫島克駿騎手ともに、アンタレスS初勝利。
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