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昨年暮れのリベンジだ。川崎記念が27日、川崎競馬場で10頭によって争われ、4番人気のカジノフォンテン(船橋)が逃げ切ってGI初制覇。2着だった前走、東京大賞典の勝ち馬オメガパフューム(JRA)に3馬身差をつけて快勝した。地方所属馬の勝利は同じ船橋のフリオーソ以来10年ぶり。鞍上の張田昂(あきら)騎手は、ジョッキーとして2000年にインテリパワーで制した父・京(たかし)現調教師と同じく、このレースでGI初勝利を飾った。
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迷いのない逃げで、年末に味わった悔しさを晴らした。船橋所属のカジノフォンテンと張田昂騎手のコンビが、果敢に先手を奪ってマイペースに持ち込み、2着オメガパフュームに3馬身差をつけて圧勝。前走の東京大賞典(2着)でクビ差敗れた相手に見事、リベンジを果たした。
「本当にうれしいです。いつも通りこの馬のペースを崩さないように力を信じて乗りました。毎回ハナに行こうと思っていますし、すごく手応えもリズムも良かった」
デビュー9年目の張田昂騎手がお立ち台で喜びをかみしめた。人馬にとっての交流重賞、交流GI初制覇。ゴールの瞬間は無観客のスタンドに向け、右手人さし指を突き上げた。
検量室前では、父で元騎手の張田京調教師が息子を迎えて抱きしめた。「一生懸命やってきたから良かったよ。だいぶ(鞍)はまりが良くなったね」と満面の笑みだ。この川崎記念には、騎手時代に2000年のインテリパワーで勝ち、カジノフォンテンの母ジーナフォンテンでも03年に3着と、人馬の親子でそれぞれ縁がある。喜びひとしおだ。
カジノフォンテンを管理する山下貴之調教師も「終始手応えが良く途中で勝てるかなと思ったけど、最後まで油断しないで乗ってくれた」と、厩舎の交流重賞初制覇となった一戦を振り返った。今後は大目標のかしわ記念(5月5日、船橋、交流GI、ダ1600メートル)に向けて、ローテーションが組まれる。
「今すごく成長しています。カジノフォンテンと一緒にどこまでいけるのか挑戦していきたい」と張田昂騎手。GIタイトルを手にした新星コンビが、さらなる高みを目指す。 (板津雄志)
■カジノフォンテン 父カジノドライヴ、母ジーナフォンテン、母の父ベストタイアップ。栗毛の牡5歳。船橋・山下貴之厩舎所属。北海道登別市・登別上水牧場の生産馬で、馬主は吉橋興生氏。戦績19戦10勝。獲得賞金1億5585万円。重賞は2020年SIII京成盃グランドマイラーズ、SII勝島王冠に次いで3勝目。川崎記念は山下貴之調教師、張田昂騎手ともに初勝利。
★売り上げレコード…川崎記念の売り上げは19億353万1300円(前年比140・5%)で、昨年に記録した同レースの13億5449万1000円を大きく上回り、川崎競馬1レースあたりの売得金レコードも更新。また川崎記念当日の売り上げ32億6474万4120円(トリプル馬単を含む)も前年比123・0%と大きな伸びを見せた。
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