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牝馬3冠の最終戦、秋華賞の枠順が確定。春にヴィクトリアマイル、オークスと牝馬GIを的中させた特捜班は、◎に〔3〕枠(5)番サンテミリオンを指名した。オークス同着優勝以来の実戦だが、仕上がりはよく成長度も十分にある。奇跡の数字33の“3枠”を射止めた実力馬で、特捜班が牝馬GI3連勝を決める。なお、秋華賞は16日に前日発売が行われる。
猛暑の夏に無理せず、ここ一本に照準を定めての調整。それが吉と出るはずだ。オークス同着優勝以来、4カ月半ぶりの実戦でも態勢は整った。サンテミリオンが、今度はアパパネをくだして牝馬2冠制覇を達成する。 「(オークスから直行の)ローテーションや、初の長距離輸送というハードルはありますが、精神力の強い馬なので乗り越えてくれると思っています」。課題を認めながらも直行を選択した古賀慎明調教師。それも、愛馬への揺るぎない信頼があるからこそ。ここまで5戦4勝。リズムに乗れず3着に敗れたフラワーC以外は、すべて結果を残してきた。GIで史上初の同着優勝となったオークスでも、ロスのある大外(18)番枠から快走。非凡な能力は、戦績からも明らかに見て取れる。 枠順は〔3〕枠(5)番。昨年の勝ち馬レッドディザイアと同じで、経済コースを通ってロスなく競馬ができる枠だ。前に行ける脚があるサンテミリオンにとって、レースはいっそうしやすくなった。 主戦・横山典弘騎手は落馬による負傷で騎乗はできないが、藤岡佑介騎手はサマージョッキーシリーズの王者となり、今夏以降は好調。GI馬の力をキッチリと引き出してくれることだろう。 「ひと夏を越えて、ひと回りもふた回りも成長してくれました。この成長が、レースでいい方に向いてくれれば」と古賀慎師が言う成長ぶりも大きな魅力。ローテーションを嫌われて人気を落とすのならば、馬券的な妙味は大きい。3連単の1頭軸マルチで(4)アプリコットフィズ、(11)エーシンリターンズ、(13)ディアアレトゥーサ、(15)アパパネ、(17)ワイルドラズベリーに流す60点で勝負だ。(特捜班)
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