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アパパネの3冠達成に注目が集まる秋華賞だが、伏兵陣も多士済々。前評判は決して高くないが、ワイルドラズベリー、ディアアレトゥーサともまだ底を見せていない素質馬だ。前者は本番に強いローズS2着馬で、後者は紫苑Sの勝ち馬で凱旋門賞2着のナカヤマフェスタの半妹。能力だけではなく、勢いのある2頭だけに過小評価は禁物だ。
出走予定馬へ
春とは一変した姿の今だからこそ、女王の座を意識できる。上昇気流に乗って挑むひのき舞台。ワイルドラズベリーが最後の1冠に手を伸ばす。
「前回が“8”なら今回は“10”です。余裕残しの状態を使って、満点の仕上がりになっていますよ」
担当の島調教助手が胸を張って切り出した。明るい日差しの中、12日は坂路調整。軽めのキャンターで汗を流した。
陣営の誰もが「すごく敏感な馬」だと口をそろえる。GI(桜花賞)を強く狙う周囲の気持ちを感じ取り、この春はピリピリした状態が続いた。チューリップ賞7着、桜花賞10着。走ることにマジメ過ぎる気性もアダになり、レースで気負って敗退。高い能力を出し切る前に自分に負けた。
白百合S勝利の後、陣営は放牧を選択。この夏のリセットが絶大な効果を呼び込む。「本当にカイバをよく食べるようになりましたよ。調教でもコントロールが利くようになりました」と島助手は証言。休養を機に一気に覚醒へ…。背丈が伸びて、横幅も出た。心身両面で煮詰まり、イラつく面が見られた春の様子は消え去った。「今は体全体を使って走っているんです。走ることが楽しそうですよ」と続けた。
前哨戦のローズSが2着。メンバー最速の33秒4の脚で強襲した。スタッフが春当時の調教段階から教え込んできた折り合いも明らかに上達。「道中で我慢することを覚えてくれたからね。それがしまいの切れにつながった」と中尾秀調教師も評価する。ローズS2着馬が本番でも好走してしているデータも心強く、GIへの確かな手応えをつかめた。
「今回は4つのコーナーで息が入るんじゃないかな。距離はこなせると思う。末脚は切れるし、あとは展開だけ」とトレーナー。3冠を目指すアパパネら強豪との力の差も前哨戦で計れた。充実の秋にクイーンの称号を望む。(宇恵英志)
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