中央競馬ニュース

【東西現場記者走る】ロードヴァンドールに昆師強気!

 0   5   3,516
シェアする  x facebook LINEで送る
【東西現場記者走る】ロードヴァンドールに昆師強気!

 天皇賞・春は、大阪サンスポの山口大輝記者(27)がGI連載企画『東西現場記者走る』を担当。4日目は栗東トレセンに戻って、展開の鍵を握るロードヴァンドール陣営を直撃した。前走の阪神大賞典では、逃げて3着に粘り込み復活をアピール。枠順は大外の〔8〕枠(13)番になったが、昆調教師のトーンは高かった。

 ついに枠順が発表された。3200メートルの長丁場は、いかにロスなく立ち回れるかも重要な要素となり、ロードヴァンドールに注目だ。

 前走の阪神大賞典は、初めて3000メートルを超えるレースに出走したが、道中でハナを奪うと、緩めることなく強気でペースを刻んだ。直線では、上位2頭に離されたものの、最後まで脚がにぶることなく3着を確保。ダイワメジャー産駒らしからぬスタミナを感じた。

 枠順は大外〔8〕枠(13)番…。ただ昆調教師は「大外といっても18頭立てじゃないし、枠は気にしていなかった。自分の競馬をするだけ。ちょうどいい枠ですよ」と強気に構える。

 同型のヴォージュとは前走で対戦済み。ヴァンドールの方が出脚が速く、メイショウテッコンも取材の感触からペースを乱してまで先手を奪いにくるとも思えない。これなら自分のペースでレースを進めることができそうだ。マイペースの先行馬が大波乱を度々巻き起こすのが天皇賞・春。2012年のビートブラックは記憶に新しく、怖い存在だ。

 もちろん、状態は申し分なし。低迷期もあったが、馬場主体だった調教を坂路主体に変えたり、逍遥馬道に入れるなど調整を工夫し、今はいい感じになっている。昆助手は「悪いときは競馬で(前に行く馬なのに)出脚がつかなかったぐらい。よくなってからレースを使われたことで、上積みはかなりありますよ」と自信をみせていた。

 長く感じた今回の密着も残りはわずか。最後まで粘り強く取材を続けて平成を締めたい。 (山口大輝)

★天皇賞・春の出馬表はこちら

★現場記者走るとは

 2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付のサンスポ紙面。

この記事はいかがでしたか?
ナイス (5)
 ナイス!(5

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る