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福島牝馬S G3

日程:2021年4月24日()15:25 新潟/芝1800m

福島牝馬Sデータ分析

コース図新潟芝1800m

ヴィクトリアマイルのステップレースのひとつである福島牝馬S。牝馬限定のローカルG3らしく波乱傾向はかなり強く、好走候補を絞り込みづらいレースとなっている。ただし、間違いなく買いと言えるのが、前走で中山牝馬ステークスに出走していた馬だ。2008年以降の3着以内馬39頭中25頭を占め、勝ち馬のうち12頭までが、この組であるのも強調材料。同組すべての連対馬に共通する9着以内かつ着差0.5秒以内をクリアしていれば、人気薄でも決して侮れない。舞台となる福島芝1800mは最後の直線こそ約290mと短いものの、都合3回の上りをクリアせねばならず、イメージ以上にスタミナを要するコースである。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)※2021年は新潟・芝1800mで行われます

【人気】
人気別成績を見ると、1~3番人気の複勝率がいずれも50%以下というように信頼度は並以下。対照的に4~5番人気は勝率、連対率、複勝率のすべてが1~3番人気と遜色ないうえに、複勝回収率は90%超の高水準を誇る。さらに6~9番人気も単勝回収率100%超という、素晴らしい成績を残している。10番人気以下についても複勝回収率は100%超のハイアベレージ。人気薄を積極的に買うべきレースであることは間違いない。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 3-3-2-9 17.6% 35.3% 47.1% 64.1% 70.0%
2番人気 1-1-3-12 5.9% 11.8% 29.4% 30.0% 54.1%
3番人気 4-1-2-10 23.5% 29.4% 41.2% 161.8% 102.4%
4番人気 1-5-2-9 5.9% 35.3% 47.1% 35.3% 105.9%
5番人気 2-2-1-12 11.8% 23.5% 29.4% 107.6% 95.3%
6~9番人気 5-1-2-60 7.4% 8.8% 11.8% 118.4% 56.2%
10番人気以下 1-4-6-97 0.9% 4.6% 10.2% 49.2% 143.2%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 0-0-0-0 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
2.0~2.9倍 1-2-0-2 20.0% 60.0% 60.0% 52.0% 86.0%
3.0~4.9倍 1-2-3-10 6.3% 18.8% 37.5% 18.8% 55.6%
5.0~7.9倍 6-4-6-24 15.0% 25.0% 40.0% 89.8% 89.5%
8.0~14.9倍 5-4-2-37 10.4% 18.8% 22.9% 109.0% 75.2%
15.0~19.9倍 2-1-0-22 8.0% 12.0% 12.0% 130.4% 56.8%
20.0~49.9倍 1-3-4-60 1.5% 5.9% 11.8% 32.2% 101.8%
50.0倍以上 1-1-3-54 1.7% 3.4% 8.5% 90.0% 164.6%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 5,310円 260円 1,258円
複勝 2,940円 130円 561円
枠連 2,950円 670円 1,633円
馬連 21,670円 830円 5,554円
ワイド 48,650円 270円 4,779円
馬単 30,050円 1,360円 10,601円
3連複 641,600円 980円 96,559円
3連単 2,278,000円 6,670円 409,516円

【脚質】
脚質別成績が逃げ、先行優勢となるのは、小回りのコース形態からも当然の話。差し馬の好走もそれなりに見られるのだが、2008年以降、4角を11番手以下で通過して勝利した馬は、2017年のウキヨノカゼ1頭のみ。マクリを打てる馬ならともかく、後方一手のタイプには厳しいコースだ。軸馬には必ず、中団よりも前のポジションが取れる馬を選びたい。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 1-1-2-16 5.0% 10.0% 20.0% 45.0% 121.0%
先行 7-8-8-42 10.8% 23.1% 35.4% 153.7% 218.2%
差し 7-4-4-88 6.8% 10.7% 14.6% 67.5% 58.4%
追込 2-4-4-63 2.7% 8.2% 13.7% 31.5% 54.0%

【枠順】
このレースのデータで最も注目したいのが、枠順(馬番)別成績だ。なぜなら、1~4枠の勝率と回収率が突出して高いからである。単純に1桁馬番と2桁馬番の2008年以降(新潟開催を除く)の成績を比較しても、1~9番が11勝を含む18連対であるのに対し、1勝を含む6連対と大きく見劣る。10番以降の馬番に入ると、実力馬でも相当厳しい戦いになると考えたほうがいい。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 2-2-1-26 6.5% 12.9% 16.1% 78.4% 122.3%
2枠 1-1-2-28 3.1% 6.3% 12.5% 9.4% 33.1%
3枠 3-2-4-23 9.4% 15.6% 28.1% 72.2% 148.8%
4枠 5-4-0-23 15.6% 28.1% 28.1% 284.4% 115.3%
5枠 2-2-4-25 6.1% 12.1% 24.2% 34.2% 72.4%
6枠 2-4-0-27 6.1% 18.2% 18.2% 64.8% 50.3%
7枠 2-0-3-29 5.9% 5.9% 14.7% 80.3% 154.7%
8枠 0-2-4-28 0.0% 5.9% 17.6% 0.0% 116.2%

【血統】
難解極まりないのが血統傾向。別表を見ると、ディープインパクトを筆頭にサンデーサイレンス系が上位に位置しているが、このレースに限ればイマイチの成績。2008年以降(新潟開催除く)の父サンデーサイレンス系の勝利は、オンファイア、デュランダル、アグネスタキオン、各産駒の3頭のみ。いわゆる「主流血統」であるディープインパクトやステイゴールド、ハーツクライなどを父に持つ馬の1着はゼロ。芝の中距離重賞としてはかなり珍しい結果となっている。最もわかりやすいのは生産牧場別の成績。ノーザンファーム生産馬が1勝、2着2回、社台ファーム生産馬は1勝のみと、生産界の二大巨頭が大不振。中央4場の重賞とは異なり、「困ったときの社台グループ頼みは、まったく通用しない」ので要注意だ。

◆同コース種牡馬別成績(新潟競馬場/芝/1800m/過去5年)集計期間:2016/04/11~2021/04/11

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 28-14-22-128 14.6% 21.9% 33.3% 76.1% 80.7%
2 ハーツクライ 11-10-14-86 9.1% 17.4% 28.9% 54.0% 77.2%
3 ルーラーシップ 7-9-7-46 10.1% 23.2% 33.3% 31.9% 76.5%
4 キングカメハメハ 7-8-5-61 8.6% 18.5% 24.7% 36.7% 59.1%
5 ハービンジャー 7-5-5-64 8.6% 14.8% 21.0% 76.9% 86.5%
6 ロードカナロア 6-6-4-23 15.4% 30.8% 41.0% 187.4% 114.6%
7 オルフェーヴル 6-5-1-42 11.1% 20.4% 22.2% 29.6% 78.9%
8 ステイゴールド 5-8-12-66 5.5% 14.3% 27.5% 29.9% 66.4%
9 ディープブリランテ 4-6-0-29 10.3% 25.6% 25.6% 87.2% 75.4%
10 ヴィクトワールピサ 4-4-4-41 7.5% 15.1% 22.6% 23.0% 74.5%

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