まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 牡6 | 57.0 | 内田博幸 | 美 林徹 | 498(+4) | 2.02.5 | 7.4 | 3 | 36.6 | ⑫⑪⑨⑤ | |||
2 | 7 | 13 | 牡4 | 55.0 | 福永祐一 | 栗 友道康夫 | 492(+2) | 2.02.7 | 1 | 12.4 | 7 | 37.2 | ⑤⑥②④ | ||
3 | 6 | 12 | 牡4 | 54.0 | 酒井学 | 栗 藤岡健一 | 464(0) | 2.02.8 | 1/2 | 11.8 | 6 | 37.1 | ⑦⑨⑥⑦ | ||
4 | 6 | 11 | 牡4 | 55.0 | 北村友一 | 栗 斉藤崇史 | 468(+4) | 2.03.1 | 2 | 5.8 | 2 | 36.7 | ⑮⑮⑮⑬ | ||
5 | 1 | 2 | 牡6 | 56.0 | 横山武史 | 美 鈴木伸尋 | 496(+4) | 2.03.2 | 1/2 | 14.1 | 8 | 37.8 | ②②②② | ||
6 | 2 | 4 | 牝4 | 54.0 | 戸崎圭太 | 美 黒岩陽一 | 492(-1) | 初B | 2.03.2 | アタマ | 17.8 | 10 | 38.0 | ①①①① | |
7 | 8 | 16 | 牡6 | 56.0 | 石川裕紀 | 美 国枝栄 | 488(0) | 2.03.2 | アタマ | 46.4 | 14 | 37.3 | ⑪⑪⑨⑨ | ||
8 | 8 | 15 | 牝5 | 52.0 | M.デムー | 栗 斉藤崇史 | 480(+2) | 2.03.4 | 1 1/4 | 10.7 | 5 | 37.6 | ④④⑧⑦ | ||
9 | 3 | 6 | 牡5 | 56.0 | D.レーン | 美 堀宣行 | 492(+8) | 2.03.4 | ハナ | 4.8 | 1 | 37.2 | ⑬⑭⑭⑪ | ||
10 | 1 | 1 | 牡5 | 55.0 | 石橋脩 | 美 相沢郁 | 504(+4) | 2.03.5 | 3/4 | 30.5 | 13 | 36.8 | ⑯⑯⑯⑯ | ||
11 | 3 | 5 | 牡4 | 56.5 | 国分優作 | 美 高木登 | 480(+2) | 2.03.6 | クビ | 8.4 | 4 | 38.2 | ⑤④②③ | ||
12 | 7 | 14 | 牡4 | 55.0 | 野中悠太 | 美 菊川正達 | 488(0) | 2.03.9 | 1 3/4 | 19.1 | 11 | 38.2 | ⑦⑨⑥⑨ | ||
13 | 5 | 9 | 牡7 | 56.0 | 高倉稜 | 栗 宮本博 | 492(-2) | 2.04.7 | 5 | 15.6 | 9 | 39.2 | ②③②⑤ | ||
14 | 4 | 8 | 牡6 | 54.0 | 丸田恭介 | 美 小島茂之 | 496(+4) | B | 2.05.4 | 4 | 70.2 | 15 | 39.4 | ⑬⑪⑨⑬ | |
15 | 4 | 7 | 牡6 | 57.0 | 三浦皇成 | 栗 角居勝彦 | 512(-4) | 2.05.5 | 1/2 | 22.5 | 12 | 39.4 | ⑦⑥⑬⑫ | ||
16 | 5 | 10 | 牡8 | 54.0 | 吉田豊 | 美 戸田博文 | 494(0) | 2.06.6 | 7 | 112.5 | 16 | 40.6 | ⑦⑧⑨⑮ |
ラップタイム | 12.6 - 11.9 - 12.1 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 11.8 - 12.1 - 12.2 - 13.0 |
---|---|
前半 | 12.6 - 24.5 - 36.6 - 49.0 - 61.3 |
後半 | 61.2 - 49.1 - 37.3 - 25.2 - 13.0 |
■払戻金
単勝 | 3 | 740円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 3 | 260円 | 3番人気 |
13 | 390円 | 9番人気 | |
12 | 370円 | 7番人気 | |
枠連 | 2-7 | 2,100円 | 10番人気 |
馬連 | 3-13 | 4,730円 | 20番人気 |
ワイド | 3-13 | 2,180円 | 32番人気 |
---|---|---|---|
3-12 | 1,750円 | 19番人気 | |
12-13 | 2,680円 | 40番人気 | |
馬単 | 3-13 | 8,750円 | 30番人気 |
3連複 | 3-12-13 | 19,850円 | 76番人気 |
3連単 | 3-13-12 | 111,330円 | 414番人気 |
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
土曜日の福島芝のレース結果、近年の七夕賞の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
土曜日は週中に降った雨の影響が残り、含水高めのコンディション。芝コースは終日稍重(JRA発表)でレースが行われた。
10R・猪苗代特別(2勝クラス・芝2000m)の決着タイムは2分0秒9。1週経過したうえに道悪を加味すれば、決して遅い水準ではない。この時季の福島とすれば、路盤そのものは悪くないということがうかがい知れる。
土曜日の結果を振り返ると、脚質に関しては、おおむね先行優勢。その一方で、枠順の有利不利は少ない印象。中~外枠がガンガン来ているようにも思えるが、進路取りや展開によるものが大きく、過度の外枠依存は危険と言わざるを得ない。
ただ、開幕週+前日の道悪開催に伴うダメージを考慮する必要がある。日曜当日開催中の雨の有無にかかわらず、レースが重なるにつれ、馬場の劣化が進んでいくことを頭に入れておかなければならない。
とはいえ、外差し有利と決めつけるのは早計。馬群が横に広がるぶん、距離ロスに加え、外を回したい馬同士の不利が発生しやすくなる。その点には注意を払うべきだ。
ゆえに、走りやすい部分を先んじて通る(通るであろう)馬が優位とみるべき。重めのコンディションを味方につけて立ち回れそうな、内めの枠(1~3枠あたり)の馬に対する意識を強めたほうがいいかもしれない。
血統面については、近年の七夕賞を検証すると、サンデーサイレンス内包馬が好調。近5年の2着以内全馬が該当する。とりわけ、ノーザンダンサー系またはロベルト系の種牡馬を、父もしくは母父に擁する馬の好走頻度が高い。条件を満たす馬は積極的に狙うべきだろう。
今年の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(1~3枠)の要点をともにクリアしているのは、①バレリオ、③クレッシェンドラヴ。従って当欄では、この2頭を狙いどころとして推奨する。
13開催連続プラス収支を達成した予想神『スガダイ』の重賞展望をお届け!
完全収支公開のガチンコ勝負を勝ち抜いた本気予想は必見です!
出演:スガダイ(予想神) nige(ダート神) 岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われる七夕賞の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①バレリオ【B】
美浦南W併走。僚馬に体勢不利の形でゴールしたが、折り合い重視の調整なので、深刻に捉える必要はない。それ以上に首を上手に使った推進力のあるフォームが目につき、状態は良い意味で安定している。
②ウインイクシード【B】
美浦南W併走。アシャカダイキを相手に手応え優勢でゴールした。大きく変わった雰囲気こそないが、ブレの少ないフォームでリズム良く動けている点は好印象。力を発揮できる態勢とみる。
③クレッシェンドラヴ【A】
美浦南W併走。序盤は力みがちだったが、全体的に見れば活発に動いている印象。とりわけ、スピードに乗ってからの小気味良い走りは目を引くものがあった。約半年の休み明けを思えば、優に合格点が与えられる。
④パッシングスルー【C】
美浦南W併走。僚馬2頭に体勢不利の形ながら、及第点のタイムを記録した。ただし、推進力が上に逃げるような走りで、そのぶんラストの伸びを欠いているように映る。牡馬相手の重賞で大望まではどうか。
⑤マイネルサーパス【B】
美浦南W併走。直線入り口あたりで手前の切り替えが上手くいかず右側に跳ぶ場面もあったが、その後はしぶとく脚を伸ばしていた。走り自体に重苦しさはなく、及第点の仕上がりにある。
⑥ジナンボー【B】
美浦南W併走。コーナーで頭を上げて首を振るシーンもあったが、直線に入ってからの走りはスムーズ。抜け出す際の反応も悪くなかった。大きな底上げまではどうかも、この馬なりに動ける態勢とみていい。
⑦エアウィンザー【B】
栗東坂路併走。パートナーのグローブシアターをアオるような格好で終えた。均整のとれたフォームでまっすぐ登坂する姿は見映えがする。急上昇とはいかないまでも、前回のデキを下回るということはない。
⑧アウトライアーズ【B】
美浦南W併走。前を行く2頭を追走し、手応えに余力を残したまま、体勢有利でゴールした。発汗が目につく一方で、いい頃の前向きさが戻りつつある印象。紛れた場合のヒモ候補として一考の余地はある。
⑨ノーブルマーズ【A】
栗東CW単走。雨で重くなった馬場を苦にせず、上々の伸び脚を披露した。力強い踏み込みと四肢を広く使ったフォームは、衰えをまったく感じさせない。いいムードでレースに臨めるのではないか。
⑩ソールインパクト【C】
美浦南P併走。僚馬と競いつつ、脚を伸ばしている点は評価できる反面、いい頃と比べて力強さを欠いているようにも映る。そのあたりを鑑みると、中身が伴っているかどうかについては疑問。積極的には手が出ない。
⑪ヒンドゥタイムズ【A】
栗東CW併走。直線で軽く促されると機敏な反応を返し、パートナーのリュヌルージュをあっさりパスした。軽い身のこなしとスムーズな加速は光るものがある。好調と判断したい。
⑫ヴァンケドミンゴ【B】
栗東P併走。前肢の出が少し窮屈に映るが、気合い乗りは悪くなく、制御もしっかり利いている。持ち味のしぶとさを生かせるようなら、面白い存在になるかもしれない。
⑬ブラヴァス【B】
栗東P単走。余力残しの内容ながら、キビキビとした脚さばきで駆け抜けた。時計は地味だが、前後のバランスがとれたフォームは見映えがいい。軽くは扱えない1頭だ。
⑭オセアグレイト【B】
美浦南W単走。軽く流す程度の内容ながら、マズマズのタイムをマークした。少し前肢の動きが硬いような気もするが、後肢を大きく使った走りをみるに、さしたる問題ではなさそう。現状の力を出せる状態とみたい。
⑮リュヌルージュ【C】
栗東CW併走。それなりに脚を伸ばしたものの、追いかけてきたヒンドゥタイムズに手応えで完全に劣勢。調教映えしないタイプとはいえ、物足りないのは確か。今回は期待よりも不安のほうが大きい。
⑯レッドローゼス【B】
美浦南W併走。ひと完歩ごとに頭が上がる見映えの良くない走りだが、これはいつものこと。脚元の動きは力強く、鞍上の合図に対する反応も悪くない。勝ち切るまではどうかも、連下ならチャンスはありそうだ。
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
◆アウトライアーズ・畠山助手 「ラスト1ハロン12秒台で走れていたし、いい調教ができた。順調に本数を重ねてきて、体の使い方もいい」
◆ヴァンケドミンゴ・酒井騎手 「最後は沈むような感じで伸びていた。福島なら早仕掛けでも踏ん張れる」
◆ウインイクシード・鈴木伸師 「先週びっしりやったので、余裕残しで十分。良馬場が希望」
◆エアウィンザー・小滝助手 「追い切りは動くタイプで、馬なりでいい動き。休み明け3走目になるが、形、見栄えは一番いい」
◆オセアグレイト・野中騎手 「続けて使っているので単走で気分良く。疲れは感じない」
◆ジナンボー・森助手 「疲れを残さないように追った。パワーがあるので馬場が重くなってもこなしてくれるはず」
◆ソールインパクト・吉田豊騎手 「元気いっぱい。年齢(8歳)を感じさせない」
◆ノーブルマーズ・宮本師 「いい動きだった。雨で時計がかかるのは好都合」
◆パッシングスルー・戸崎騎手 「行きっぷりがすごく良く、レースとはイメージが違った。コースは合うと思う」
◆バレリオ・相沢師 「追い切りで見劣ったのは、相手(プレシャスブルー)が稽古駆けするから。重賞を勝つ力は十分にあるし、血統的に多少の道悪も大丈夫」
◆ヒンドゥタイムズ・斉藤崇師 「最後までしっかり走り、反応は良かった。器用なので小回りも対応してくれそう」
◆マイネルサーパス・高木師 「放牧を挟んでフレッシュな状態。いい感じに仕上がっている」
◆リュヌルージュ・斉藤崇師 「ラストだけを伸ばした。自分のリズムで行けたら、前走ぐらいは走れそう」
◆レッドローゼス・国枝師 「動きはいいよ。前とそんなに離れない、中団あたりでついていく感じで」
★七夕賞の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
2回福島4日目に固定された2013年以降、牝馬は3着以内ゼロの大苦戦。中山開催だった2011年の優勝馬イタリアンレッド、3着馬のアニメイトバイオを最後に好走が途絶えている。
前走2ケタ着順馬の一変が少なくない一方、近7年で前走勝ち馬の好走は2頭のみ。ともに0秒1以内の辛勝馬だった。調整が難しい梅雨どきのハンデ重賞ということもあってか、前走の勝ちっぷりが良ければ良いほど、当レースでのパフォーマンスが落ちる傾向にある。
2013年以降、前走で国内戦に出走し、その時の馬体重が510キロ以上だった馬が2着連対圏に入ったケースはない。該当馬は過信禁物とみるべきだろう。
2013年以降、前走で国内戦に出走し、その時の4コーナー通過順が12番手以降だった馬の連対例は皆無。ただし、前めに位置していた馬が必ずしも良いわけではなく、前走で国内戦に出走し、4コーナーを2番手以内で通過していた馬の連対は前走2着以内に限られる。覚えておきたい傾向だ。
2013年以降、前走で国内戦に出走、なおかつ当時の単勝オッズが9番人気以下だった馬の連対はゼロ。該当馬は評価を控えめにしたい。
【芝1800~2000m実績】
2013年以降の2着以内14頭すべてに芝の1800~2000mで勝利経験があった。距離実績を欠く馬に手を出すのはリスクが高い。
過去5年間の全出走馬の平均U指数は95.7。今年の登録馬の平均も95.7。ここから、レースレベルは標準と判断することができる。連対馬の最低指数は93.7なので、ここが軸馬を決める際の取捨の基準になりそうだ。毎年必ず「指数3位以内かつ5番人気以内」の馬が連に絡んでいることから、上位人気が予想される1位のジナンボー(99.4)、3位のクレッシェンドラヴ(97.8)あたりはしっかり押さえておくべきと結論付けたい。
その一方、荒れるハンデ重賞らしく、低指数かつ下位人気の穴馬が3着に突っ込んでくるケースが多いのも、このレースの大きな特徴。3着馬の最低指数は87.1となっており、15年は16位で16番人気のマデイラ(92.0)が、16年は14位で11番人気のオリオンザジャパン(94.4)が、18年は12位で12番人気のパワーポケット(87.1)が、19年は14位で12番人気のロードヴァンドール(94.6)が、それぞれ波乱の立役者となった。3連単、3連複を購入する際は、3着欄、3列目に手広く穴馬を配置することを推奨する。
ここでは穴候補として、キャリアが浅くまだ底を見せていないバレリオ(93.9)、3年前の3着馬であるソールインパクト(94.9)の名前を挙げておく。
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
まず、13年に2回福島8日目から4日目へと施行日が変更されたことは念頭に置く必要がありそうで、開催日程の変更は少なからず血統傾向にも変化をもたらしている。
以前から荒れるハンデ重賞であることに変わりはないが、18年メドウラーク(11人気・1着)、16年オリオンザジャパン(11人気3着)、15年マデイラ(16人気3着)、と近年は父または母の父にクロフネの血を引く牡・セン馬の激走が目立つ。また、ブライアンズタイムやDynaformer(2頭は父系と牝系が共通、母の父は全兄弟)持ちも毎年のように上位を賑わせており、先述したメドウラークはブライアンズタイム直仔のタニノギムレット産駒でもあった。
バレリオは、父ステイゴールド×母リリウム(母の父クロフネ)。12年オークス・3着など重賞でも一線級の活躍を続けたアイスフォーリスの全弟で、3代母Dahliaは欧米でG1を10勝した名牝。母の父が近年の穴血統ということもあるが、ミキノバンジョー(12年7人気3着、14年12人気5着)、ファタモルガーナ(13年11人気6着)など、リヴリア(その母Dahlia)の血を引く馬が激走傾向にある点でも強調できそうな血統だ。
マイネルサーパスは、父アイルハヴアナザー×母マイネアクテイース(母の父タマモクロス)。12年六甲Sを制したマイネルクラリティの半弟で、2代母ヒカルダンサーは90年牝馬東京タイムズ杯(現在の府中牝馬S)の勝ち馬。レコード馬場にも道悪にも対応できる福島巧者で、母の父タマモクロスは18年にパワーポケットがシンガリ人気(12人気)ながら3着に好走した実績を持つ。
ウインイクシードは、父マンハッタンカフェ×母イクスキューズ(母の父ボストンハーバー)。母は07年クイーンCの勝ち馬で、2代母Christiecatは92年フラワーボウルH-米G1など重賞を5勝。19年福島記念では12人気の低評価を覆して4着に好走する一方で、抜け出すとソラを使う癖があるので勝ち身に遅い部分も否めない。そういった事情からも小回りコースを得意にしており、同牝系のバビットが先週に行われたラジオNIKKEI賞を制した血の勢いにも注目。
レッドローゼスは、父ステイゴールド×母リヴィアローズ(母の父Galileo)。近親に目立つ活躍馬こそいないが、ラムタラやヘクタープロテクターを出した名牝系。なお、5代母Konafaのラインからは13年7人気2着のトレイルブレイザーなどが出ている。急坂を苦にする節があり、堅実に脚が使えている福島であれば展開次第で出番がありそうだ。
(文・シンヤカズヒロ)