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サマー2000シリーズ初戦、七夕賞が12日、福島競馬場で16頭によって争われ、中団やや後方を進んだ3番人気のクレッシェンドラヴが直線で抜け出して快勝。昨年2着の雪辱を果たし、昨秋の福島記念に次ぐ重賞2勝目を挙げた。内田騎手は、2週続けて福島で重賞V。2着は7番人気のブラヴァス、1番人気のジナンボーは9着に終わった。
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ようやくのぞいた晴れ間のように、視界がスッと開けた。重馬場も何のその、トップハンデ57キロを背負ったクレッシェンドラヴがメンバー中最速の上がり(3ハロン36秒6)を使って差し切り。昨秋の福島記念からの“みちのくV2”で、サマー2000シリーズ初戦をものにした。
「スタート次第で先行することも考えていたけど、思ったほど前に行けなかったので、切り替えて包まれないように馬場を選んで走らせた。こういう馬場もこなせると思ったけど、ここまで器用に走ってくれるとは。57キロだし、堂々とした勝利です」
泥がついたブルーの勝負服をまとった内田騎手が、健闘をたたえる。急きょの乗り替わりで結果を出した前週のラジオNIKKEI賞(バビット)から、2週連続の重賞勝利。ただし今回は、コンビ13戦目、しかもここ3週続けて自ら稽古をつけたパートナーと決めただけに、喜びも格別。「こんなこと(2週連続重賞V)は、なかなかないからね。一つ一つのレースでしっかり結果を出していれば、必ずチャンスはくると思っていた。年配の騎手が活躍するのもいいでしょ」と、26日に50歳の誕生日を迎えるベテランは満面の笑みを浮かべた。
管理する林調教師にとっても感慨深い1勝だ。
「しっかり乗り込んで(馬体重は)プラス4キロ。攻め馬は今回が一番良かったですし、遅咲きというよりどんどん良くなっていると思います」
一昨年2月、解散した二ノ宮敬宇厩舎から転厩してきたときは2勝馬だったが、その後は着実に勝利を積み重ね、厩舎のエース的な存在にまで成長した。トレーナーにとっても、これが2つ目の重賞タイトル。「今後の予定はオーナーサイドと相談してからになりますが、これからは福島だけじゃなく他の競馬場でも、本場(中央4場)でも結果を出さないと、と思っています」と、さらなる活躍に期待を膨らませる。
音楽用語のクレッシェンド=『だんだん強く』を地で行く6歳牡馬。そのうち、全国区でその名をとどろかせる日が来るかもしれない。(内海裕介)
■クレッシェンドラヴ 父ステイゴールド、母ハイアーラヴ、母の父サドラーズウェルズ。鹿毛の牡6歳。美浦・林徹厩舎所属。北海道新ひだか町・木村秀則氏の生産馬。馬主は広尾レース(株)。戦績22戦7勝。獲得賞金1億8840万4000円。重賞は2019年福島記念に次いで2勝目。七夕賞は林徹調教師が初勝利、内田博幸騎手は12年アスカクリチャンに次いで2勝目。馬名は「だんだん強く(音楽用語)+母名の一部」。
★12日福島11R「七夕賞」の着順&払戻金はこちら
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