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オフシーズンのG3だが、安田記念やヴィクトリアマイルと同コースで行われる上半期唯一の古馬重賞ゆえか、G1戦線を戦ってきた馬たちの参戦も少なくない。近年の前走ローテ別成績では秋のG1もしくはG2の阪神カップ、同距離の京都金杯、ニューイヤーS組がほぼ互角となっている。2008年以降では前走1600万下勝ち馬が2勝しているが、どちらも当日5番人気以内の高評価で、なおかつ1番人気馬の単勝オッズが4倍以上という混戦模様の年であった。施行コースの東京芝1600mは2コーナーからスタートして3コーナーまで550mほどあるため、ポジション争いはそれほど激しくならない。しかしながら、息を入れたい3コーナー手前からの下り坂でペースが落ちないことに加え、525mの最後の直線には急坂が待ち構えているので、スピードだけでなく底力も試される。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)
【人気】
2008年以降で3連単10万円超の配当が4度出現している波乱レースである。1番人気は未勝利で、10年中7回で単勝オッズが4倍以上だったように、押し出されて人気になった信頼度に欠けるタイプが多い。これに対して好走が目立つのは、3勝、2着2回、3着1回の5番人気。迷ったときはこのあたりから入るのもひとつの手だろう。そして、6番人気以下の好走が穴馬券を演出している点も見逃せない。前走オープン特別or重賞で4番人気以内だった馬が、2勝、2着4回、3着2回と好成績を挙げている。
◆人気別成績(過去20年)
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 3-4-3-10 | 15.0% | 35.0% | 50.0% | 32.5% | 69.0% |
2番人気 | 2-3-4-11 | 10.0% | 25.0% | 45.0% | 48.0% | 75.0% |
3番人気 | 4-1-1-14 | 20.0% | 25.0% | 30.0% | 148.5% | 63.5% |
4番人気 | 1-1-3-15 | 5.0% | 10.0% | 25.0% | 27.5% | 64.0% |
5番人気 | 3-3-2-12 | 15.0% | 30.0% | 40.0% | 164.0% | 123.0% |
6~9番人気 | 5-6-5-64 | 6.3% | 13.8% | 20.0% | 110.0% | 88.9% |
10番人気以下 | 2-2-2-110 | 1.7% | 3.4% | 5.2% | 83.3% | 75.3% |
◆単勝オッズ別成績(過去20年)
単勝オッズ | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1.9倍以下 | 1-0-1-2 | 25.0% | 25.0% | 50.0% | 40.0% | 57.5% |
2.0~2.9倍 | 2-4-0-1 | 28.6% | 85.7% | 85.7% | 70.0% | 104.3% |
3.0~4.9倍 | 1-2-5-14 | 4.5% | 13.6% | 36.4% | 20.5% | 62.3% |
5.0~7.9倍 | 4-3-3-20 | 13.3% | 23.3% | 33.3% | 76.7% | 69.0% |
8.0~14.9倍 | 7-4-7-49 | 10.4% | 16.4% | 26.9% | 110.4% | 83.1% |
15.0~19.9倍 | 1-1-2-11 | 6.7% | 13.3% | 26.7% | 112.0% | 102.0% |
20.0~49.9倍 | 3-4-0-51 | 5.2% | 12.1% | 12.1% | 158.8% | 78.6% |
50.0倍以上 | 1-2-2-88 | 1.1% | 3.2% | 5.4% | 55.7% | 82.6% |
◆配当(過去10年)
馬券種 | 最高配当 | 最低配当 | 平均配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 2,060円 | 450円 | 1,024円 |
複勝 | 2,200円 | 110円 | 495円 |
枠連 | 3,780円 | 430円 | 1,915円 |
馬連 | 40,120円 | 950円 | 11,491円 |
ワイド | 32,790円 | 230円 | 3,678円 |
馬単 | 61,960円 | 2,040円 | 19,132円 |
3連複 | 514,280円 | 1,610円 | 79,096円 |
3連単 | 2,543,450円 | 14,840円 | 424,724円 |
【脚質】
差し・追込が有利とされる東京芝1600mだが、このレースに限っては先行勢も侮れない。特に逃げ馬は2008年以降、3勝、2着1回で、4角4番手以内の馬が6勝している。東京芝マイル戦と言えば好タイム決着というイメージがあるが、それは春や秋開催のこと。冬開催のここは少し時計のかかる馬場となり、上がりの切れ脚だけでは届かないのである。前年のヴィクトリアマイル2着、関屋記念をレコード勝ちした2013年1番人気ドナウブルーは10着に敗れている。
◆脚質別成績(過去20年)
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 4-3-1-13 | 19.0% | 33.3% | 38.1% | 168.1% | 91.0% |
先行 | 7-4-10-54 | 9.3% | 14.7% | 28.0% | 160.1% | 117.3% |
差し | 7-5-7-92 | 6.3% | 10.8% | 17.1% | 92.2% | 53.0% |
追込 | 2-8-2-77 | 2.2% | 11.2% | 13.5% | 12.4% | 80.3% |
【枠順】
3コーナーまで距離があり、枠による有利不利がないとされる東京芝1600mだが、2008年以降のこのレースにおいては1~4枠の【9.5.6.53】に対し、5~8枠は【1.5.4.67】と明らかに内枠が有利となっている。秋開催から約2カ月あいた開催2週目でまだ馬場が荒れておらず、なおかつコーナーでの距離ロスが発生しやすいDコース開催であることが要因として挙げられる。前へ行った馬が好成績なことと合わせ、この特徴もキッチリ押さえておきたい。
◆枠順別成績(過去20年)
枠順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1-3-7-22 | 3.0% | 12.1% | 33.3% | 13.6% | 140.3% |
2枠 | 2-3-2-25 | 6.3% | 15.6% | 21.9% | 45.6% | 53.4% |
3枠 | 4-5-0-28 | 10.8% | 24.3% | 24.3% | 107.0% | 88.6% |
4枠 | 5-0-4-29 | 13.2% | 13.2% | 23.7% | 144.7% | 73.7% |
5枠 | 1-2-1-35 | 2.6% | 7.7% | 10.3% | 132.8% | 84.4% |
6枠 | 2-3-3-30 | 5.3% | 13.2% | 21.1% | 12.9% | 63.9% |
7枠 | 2-3-1-34 | 5.0% | 12.5% | 15.0% | 178.8% | 105.3% |
8枠 | 3-1-2-33 | 7.7% | 10.3% | 15.4% | 68.7% | 35.6% |
【血統】
東京芝マイル戦といえば圧倒的にサンデーサイレンス系で、2012年以降の3着以内馬はすべてサンデー血を内包していた。なかでも注目はやはりディープインパクト産駒である。産駒が初出走した2012年はダノンシャーク、2013年にはドナウブルーが1番人気を裏切り着外に敗れたが、2014年以降は出走馬が最低限連対を確保。2016年はワンツーを決めている。非サンデー系では2008年以降で3勝のタニノギムレッド産駒に注意。母系にサンデーの入ったヘイルトゥリーズンのクロス馬ばかりだが、2017年は産駒として4年ぶりに出走したブラックスピネルが逃げ切りを決めている。なお、社台グループ生産馬は2008年以降3勝のみで、取りこぼしが目立つこと付け加えておきたい。
◆同コース種牡馬別成績(東京競馬場/芝/1600m/過去5年)集計期間:2013/01/28~2018/01/28
位 | 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ディープインパクト | 68-54-40-290 | 15.0% | 27.0% | 35.8% | 57.3% | 83.9% |
2 | ダイワメジャー | 29-21-25-189 | 11.0% | 18.9% | 28.4% | 74.2% | 80.4% |
3 | ハーツクライ | 23-14-8-161 | 11.2% | 18.0% | 21.8% | 72.2% | 58.3% |
4 | キングカメハメハ | 17-20-12-176 | 7.6% | 16.4% | 21.8% | 46.4% | 58.2% |
5 | ステイゴールド | 16-12-22-135 | 8.6% | 15.1% | 27.0% | 102.2% | 92.7% |
6 | クロフネ | 12-8-3-64 | 13.8% | 23.0% | 26.4% | 123.8% | 101.0% |
7 | ネオユニヴァース | 10-10-13-108 | 7.1% | 14.2% | 23.4% | 63.6% | 73.3% |
8 | シンボリクリスエス | 9-10-11-100 | 6.9% | 14.6% | 23.1% | 96.6% | 78.2% |
9 | ハービンジャー | 8-4-12-54 | 10.3% | 15.4% | 30.8% | 35.0% | 57.2% |
10 | メイショウサムソン | 7-7-3-49 | 10.6% | 21.2% | 25.8% | 233.2% | 106.7% |
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