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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 10 | 牡5 | 56.0 | 菅原明良 | 美 高橋祥泰 | 530(+2) | 1.32.4 | 11.6 | 5 | 34.0 | ⑤④ | |||
2 | 2 | 4 | 牡5 | 56.0 | 田辺裕信 | 栗 池添学 | 488(-2) | 1.32.4 | アタマ | 34.2 | 12 | 33.5 | ⑩⑩ | ||
3 | 6 | 11 | 牝5 | 54.0 | 岩田康誠 | 美 斎藤誠 | 480(+2) | 1.32.6 | 1 1/4 | 7.2 | 3 | 33.6 | ⑩⑩ | ||
4 | 7 | 13 | 牡5 | 57.0 | 福永祐一 | 栗 藤原英昭 | 478(+4) | 1.32.7 | 1/2 | 2.7 | 1 | 34.2 | ⑥⑥ | ||
5 | 3 | 5 | 牡6 | 56.0 | 横山典弘 | 栗 浜田多実 | 460(+4) | 1.32.8 | 1/2 | 23.2 | 8 | 34.4 | ④④ | ||
6 | 8 | 16 | 牡4 | 56.0 | 戸崎圭太 | 栗 矢作芳人 | 476(-2) | 1.32.9 | 1/2 | 24.2 | 9 | 34.2 | ⑧⑦ | ||
7 | 6 | 12 | 牡4 | 56.0 | C.ルメー | 栗 斉藤崇史 | 506(+2) | 1.32.9 | クビ | 4.6 | 2 | 34.7 | ②② | ||
8 | 5 | 9 | 牡7 | 57.0 | 坂井瑠星 | 栗 池江泰寿 | 482(-18) | 1.33.0 | 1 | 32.9 | 11 | 33.5 | ⑭⑭ | ||
9 | 1 | 2 | 牡5 | 56.0 | 鮫島良太 | 栗 松田国英 | 494(+4) | B | 1.33.1 | 1/2 | 8.6 | 4 | 33.6 | ⑮⑭ | |
10 | 3 | 6 | 牡8 | 56.0 | 藤岡佑介 | 美 国枝栄 | 524(+22) | B | 1.33.1 | ハナ | 151.9 | 14 | 33.3 | ⑯⑯ | |
11 | 7 | 14 | 牡6 | 56.0 | 川須栄彦 | 栗 矢作芳人 | 480(-8) | 1.33.3 | 1 | 20.6 | 7 | 34.1 | ⑫⑫ | ||
12 | 2 | 3 | 牡5 | 57.0 | 横山武史 | 栗 杉山晴紀 | 476(-6) | 1.33.5 | 1 | 28.7 | 10 | 34.3 | ⑬⑫ | ||
13 | 4 | 8 | 牡5 | 56.0 | 勝浦正樹 | 美 高木登 | 494(+4) | 1.33.5 | クビ | 68.7 | 13 | 34.9 | ⑥⑦ | ||
14 | 1 | 1 | セ7 | 58.0 | 内田博幸 | 美 菊沢隆徳 | 500(-2) | B | 1.33.6 | 3/4 | 12.9 | 6 | 35.5 | ①① | |
15 | 4 | 7 | 牡8 | 56.0 | 大野拓弥 | 美 上原博之 | 478(-2) | 1.33.6 | ハナ | 450.8 | 16 | 35.0 | ⑧⑦ | ||
16 | 8 | 15 | 牡5 | 56.0 | 石川裕紀 | 美 相沢郁 | 470(0) | B | 1.33.7 | クビ | 297.0 | 15 | 35.5 | ②② |
ラップタイム | 12.3 - 11.2 - 11.4 - 11.7 - 11.5 - 11.2 - 11.6 - 11.5 |
---|---|
前半 | 12.3 - 23.5 - 34.9 - 46.6 - 58.1 |
後半 | 57.5 - 45.8 - 34.3 - 23.1 - 11.5 |
■払戻金
単勝 | 10 | 1,160円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 10 | 380円 | 6番人気 |
4 | 740円 | 12番人気 | |
11 | 240円 | 3番人気 | |
枠連 | 2-5 | 5,340円 | 18番人気 |
馬連 | 4-10 | 26,740円 | 61番人気 |
ワイド | 4-10 | 6,430円 | 60番人気 |
---|---|---|---|
10-11 | 1,380円 | 17番人気 | |
4-11 | 2,860円 | 35番人気 | |
馬単 | 10-4 | 43,140円 | 110番人気 |
3連複 | 4-10-11 | 45,560円 | 136番人気 |
3連単 | 10-4-11 | 267,610円 | 770番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年の東京新聞杯の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間の降雨は火曜日の3.5ミリのみ。その後は好天が続き、土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。ちなみに、土曜日早朝の含水率(JRA発表)はゴール前が14.7%、4コーナーは14.9%。適度に水分を含んだ軟らかい状態だったと推察される。
土曜日の結果を振り返ると、枠順の有利不利が比較的少ないコンディションだった。脚質については一見すると先行有利のように思えるが、上がり3ハロン3位以内の馬が【4.2.4.12】、うち最速馬は【2.0.3.2】という成績を収めている。ゆえに速い上がりを出せる馬が優位という捉え方が、もっとも適切ではないか。
日曜日の降水確率は0%。馬場の乾燥が進めば、前日にも増して速い上がりを要求されるコンディションと化す可能性も考えられる。となれば、枠順よりも鋭い決め脚を備えているかどうかのほうが重要。近2走内に上がり3ハロン上位(3位以内)を記録している馬は、人気の有無にかかわらずチェックしておきたい。
血統面に関しては、直近5年の東京新聞杯の結果を検証すると、父方ではディープインパクトが堅調。母の父ではダンチヒ系やリファール系の好走例が多い。この3パターンで4勝を含む7連対(重複含む)を挙げているのだから、当てはまる馬はプラスに評価してしかるべきだろう。
ただ、出走馬と照らし合わせてみると、該当馬が多い印象。もうひとつフィルターをかけて、直近5年の東京新聞杯の連対馬すべてに共通する、前走G1出走馬、ならびに前走がG2以下で6番人気以内の支持を集めていた馬に的を絞りたい。
今回の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(近2走内に上がり3ハロン上位)の要点をともに満たしているには、⑤トライン、⑪シャドウディーヴァ、⑬ヴァンドギャルド。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」とPOGスペシャリスト「柿谷陽介」の東京新聞杯、きさらぎ賞特注馬を大公開!トッププロ予想家のハイレベルG1トークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) 柿谷陽介(POGスペシャリスト) 岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われる東京新聞杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ダイワキャグニー【C】
美浦南W単走。時計は目立たないが、ストライドは広くとれているし、脚元の動きも力強い。ただ、昨秋と比較すると少し覇気を欠いているようにも映る。良くも悪くも平行線といったところか。
②サトノウィザード【B】
栗東CW単走。稽古であまり目立たないタイプの本馬としては、上々の6ハロンタイムを記録した。1週前の坂路追いでも前回より全体時計を詰めてきており、疲れやデキ落ちの心配はしなくてもよさそう。軽視は禁物だ。
③ロードマイウェイ【C】
栗東坂路単走。序盤はやや掛かり気味で、後肢が外を回る完歩がほとんど。落ち着きを取り戻した中盤の走りは悪くなかったが、しまいは疲れたのか気勢が落ちてしまった。完調にはひと息のように思える。
④カテドラル【B】
栗東坂路単走。折り合い重視の内容ながら、きれいな加速ラップをマークした。スピードに乗るまでに時間を要する点は相変わらずだが、しまいにかけての回転鋭い脚さばきをみるに調子は良さそう。警戒を怠れない1頭だ。
⑤トライン【C】
栗東坂路単走。流す程度の内容にもかかわらず、推進力が上に逃げる完歩が多く、フォームが安定しない。こうした調整が不向きなのかもしれないが、相手強化の重賞に挑むにあたり、心許ない動きであるのは事実。評価は上げづらい。
⑥プロディガルサン【D】
美浦南W併走。この馬にしては、難しい面を出すことなく走れている。一方で、弾けそうな素振りを見せるも、それが長続きしない印象。本調子には、もう少し時間が必要かもしれない。
⑦ショウナンライズ【D】
美浦南W単走。感触を確かめる程度の内容だったが、馬が辛抱できないのか、頭の動きが安定せず、フォームも崩れがち。好調時の走りと比べると見劣りがする。今回は様子見のスタンスが正解だろう。
⑧ニシノデイジー【C】
美浦坂路単走。水準の時計を出してきたものの、口向きの悪さは相変わらず。活気があるというよりも、無理やり動かしているように見えた。しまいの伸びも好調時に比べると物足りない。勝ち負けまではどうか。
⑨サトノアーサー【C】
栗東坂路単走。それなりの時計を刻んだ一方で、随所に遊びグセを出すなど見映えはイマイチ。力むことなく運べている点は好感が持てるが、もう少し走りに集中してほしいのも確か。休み明けの前走を叩いて一変という感じはしない。
⑩カラテ【B】
美浦坂路単走。ハミ受け良く力強い脚どりで駆け上がり、上々の4ハロンタイムをマークした。序盤から飛ばしたぶん、ラストは少しラップを落としたが、許容範囲の部類。持ち前のしぶとさを生かせるようなら、面白い存在になるかもしれない。
⑪シャドウディーヴァ【A】
美浦坂路併走。体勢不利の形でゴールしたが、折り合い重視の調整なので、深刻に捉える必要はない。僚馬と長い時間並んでいても、行きたがることなく落ち着きを保っているあたり、状態の良さがうかがえる。好ムード。
⑫トリプルエース【A】
栗東坂路単走。頭の位置こそやや高めだが、全体的に見ればキビキビと動けている印象。しまいあたりで手前を切り替えながらも脚勢を落とさず、加速ラップを刻んだ点は高く評価できる。少なくとも前回の最終追い時より雰囲気はいい。
⑬ヴァンドギャルド【B】
栗東芝単走。軽めの内容ながら、馬場の内めをテンポ良く駆け抜けた。昨秋2戦の最終追い時と比べて、少し力感を欠くような動きではあるが、前躯と後躯の安定性が高く、走り全体の雰囲気は悪くない。一応の態勢は整ったとみる。
⑭エントシャイデン【B】
栗東CW単走。気合乗り良く、しまいまでしっかりと脚を伸ばした。直線で手前を替えなかった点は気になるが、脚元の動き自体は力強く、刻んだラップも合格点の水準。好調キープとみていい。
⑮エメラルファイト【C】
美浦南W単走。コーナーで行きたがる面を見せたものの、直線に入ったあとはそれなりに脚を伸ばしてきた。だが、ここ数戦は稽古の良さを実戦に生かせない感じ。特に変わったところはなく、評価を上げるには躊躇してしまう。
⑯サトノインプレッサ【C】
栗東坂路併走。中盤あたりまではキビキビと駆け上がっていたが、徐々に失速。余力残しの僚馬を最後までかわすことができなかった。重い馬場の坂路が不得手とはいえ、本来の走りからするとかなり物足りない内容。大きな変わり身まではどうか。
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◆ヴァンドギャルド・藤原英師「ここを目標にうまく仕上がった。条件はいい」
◆エメラルファイト・相沢師「前走も自分からやめている。気持ちの問題。深いブリンカーと距離短縮でどうか」
◆エントシャイデン・矢作師「前走はゲートが良くなったことで、新境地を開いた。もともと東京マイルはベストの条件。楽しみにしています」
◆カテドラル・池添学師「精神的には変わりない。ためる競馬でどこまでやれるか。いろいろかみ合ってくれれば」
◆サトノアーサー・池江師「前走は流れに乗せていったぶん、集中力が続かなかったのかな。距離はいいですが、坂があまり上手じゃないようなのでそこがどうか」
◆サトノインプレッサ・廣岡助手「普段は落ち着いているので、あとは当日のテンション。距離はマイルから2000メートルまでだと思っています。いい脚を使ってほしい」
◆サトノウィザード・松田師「脚を余す競馬が続いているので、4コーナー辺りに気をつけてほしい」
◆シャドウディーヴァ・斎藤誠師「状態はすごくいい。ようやく体が大人になってきた。距離は1ハロン短いが、何とか重賞を勝たせたい」
◆ショウナンライズ・上原師「前走はポジションが後ろすぎた。今度は正攻法でいきたい。左回りはスムーズ」
◆ダイワキャグニー・菊沢師「前走は馬場が悪くて厳しい競馬になった。時計の速い馬場で58キロがどうかだが、相性のいい東京で改めて」
◆トライン・浜田師「引っ掛かるところはあるけど、折り合えればもっとやれていいと思う」
◆トリプルエース・斉藤崇師「順調。前走の最後はよく伸びていました。もともと期待していて、重賞でも十分やれる」
◆ニシノデイジー・高木師「休養で精神的にリフレッシュできた。今回は目先を変えてマイルへ。折り合いは楽になると思う」
◆プロディガルサン・椎本助手「体には少し余裕はあるが、馬は元気いっぱい」
◆ロードマイウェイ・杉山晴師「この条件は合っている。後ろからの競馬が板についてきているので、差しやすい展開になってくれれば」
★東京新聞杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
2011年以降の3着以内延べ30頭の馬齢をみると、4歳から7歳までの範囲。ただし、7歳の好走は近2走内にマイル重賞で連対歴があった馬に限られる。頭に入れておきたい傾向だ。
2011年以降の性別成績は、牝【4.2.0.10】、牡・せん【6.8.10.109】。勝率、連対率、複勝率のいずれも、牝馬が牡・せん馬を上回っている。しかも後者の2着連対圏入りは、芝1600mの勝利経験またはマイル重賞で2着歴があった馬のみ。マイル実績に乏しい、牡・せん馬は強調しづらい。
前走の着順についてはG1なら不問だが、G2・G3なら7着以内、非重賞であれば5着以内が目安。2011年以降、これ以外のステップで臨んだ馬の2着連対圏入りは、2015年の2着馬アルフレード1頭のみ。同馬は朝日杯FS優勝歴のあるG1ホース。相応の実績がないうえに、先述の条件を満たしていない馬は評価を控えめにしたい。
前走の人気に関してはG1であれば問わないが、G2・G3なら6番人気、非重賞の場合は3番人気がボーダーライン。2011年以降の1~2着全馬がこの条件をクリアしていた。
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例年の決着パターンを見ると、U指数上位2頭+下位1頭という組み合わせが多い。1着が1位、2着が13位、3着が4位だった2020年や、1着が14位、2着が3位、3着が2位だった2018年はその典型例。指数上位勢のワンツースリーは期待しづらいので、3着以内に入ってくれそうな軸馬候補をピックアップしていくスタンスで臨むといいだろう。また、指数も人気も下位の馬の好走例がきわめて少ないことも、併せて覚えておきたい。
真っ先に押さえておくべきなのは、1位のヴァンドギャルド(99.6)。昨年は2番人気に支持されながら6着に敗れたが、秋に同舞台の富士Sを制してみせた。コンビを組む福永騎手との相性も良く、上位好走の可能性はかなり高そうな印象だ。3年前の3着馬で、無類の東京巧者として知られる3位のダイワキャグニー(98.7)も外すわけにはいかないだろう。
ほかでは、初のマイル参戦で復活を期す5位のヴェロックス(97.0)、下位グループからは、まだまだ成長の見込める明け4歳で、ルメール騎手騎乗により上位人気になることが予想される11位のトリプルエース(95.3)に注目したい。
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昨年、プリモシーンの勝利によってディープインパクト産駒は東京新聞杯3勝目となったが、同産駒は14年2着エキストラエンドから7年連続で連対し続けている実績も持つ。ほか、母の父としてダンシングブレーヴ系が「2-2-2-2」と存在感を放ち、父ディープインパクトとの配合でも16年スマートレイアーが勝ち馬として名を連ねている。
また、東京新聞杯は関屋記念との相関性があり、10年レッドスパーダ、11年スマイルジャック、13年クラレント、20年プリモシーンが両重賞を制していることもポイントだろう。どちらもレース傾向としてオセアニアに所縁ある血統を評価しやすい部分があり、18年リスグラシュー(のちに自身が19年コックスプレート-豪G1制覇)、19年インディチャンプ(叔父リアルインパクトが15年ジョージライダーS-豪G1制覇)、20年プリモシーン(母モシーンがオーストラリア産で豪G1・4勝)、と直近3年の東京新聞杯勝ち馬からも強調できそうだ。
サトノアーサーは、父ディープインパクト×母キングスローズ(母の父Redoute's Choice)。叔父にHardham、近親にAnabandanaがいる血統で、母キングスローズは10年NZ1000ギニー-新G1などオセアニアの重賞を6勝。なお、7代母Alablueの分枝からは16年東京新聞杯-G3を制したスマートレイアーが出た。本馬は昨年の4着馬となるが血統背景は注目馬として申し分なく、今年は年明けに一度使われている臨戦過程にも好感を抱ける。また、20年関屋記念-G3を制した実績にも気を配りたい。
シャドウディーヴァは、父ハーツクライ×母ダイヤモンドディーバ(母の父Dansili)。母ダイヤモンドディーバは08年ウィルシャーH-米G3、08年キャッシュコールマイル招待S-米G2を制するほか、ゲイムリーS-米G1を2年連続(08年2着・09年3着)で好走。母は4歳から競走馬として軌道に乗り始めていたが、本馬においては父系も晩成傾向にあるので、昨年2着以上の結果にも期待できるだろう。「2-3-1-1」と牡馬混合戦も得意。
ヴァンドギャルドは、父ディープインパクト×母スキア(母の父Motivator)。20年英1000ギニー-英G1、20年英オークス-英G1、20年ヨークシャーオークス-英G1とイギリスでG1を3連勝中のLoveの近親にあたり、母スキアは11年フィユドレール賞-仏G3の勝ち馬。本馬はスタートが安定せず人気を裏切ることも多かったが、2走前に今回と同じ東京芝1600mで施行された富士S-G2で待望の重賞初制覇となった。前走マイルチャンピオンシップ-G1も内が有利となる不向きな展開を大外の8枠から善戦しており、近走の充実ぶりには本格化を感じさせるものがある。
(文・シンヤカズヒロ)
グレード制導入時より冬の東京開催に行われるマイル重賞として親しまれている一戦。上半期のマイル王決定戦・安田記念や、古馬牝馬の春の頂点・ヴィクトリアマイルと同じ舞台で行われることもあり、古馬のトップマイラーが集う。第46回(1996年)は、マイル戦無敗のままキャリアを終えたトロットサンダーが堂々優勝。第52回(2002年)は、同年に安田記念の覇者となるアドマイヤコジーンが、約3年1カ月ぶりとなる復活勝利を果たした。ほかにも、第49回(1999年)のキングヘイロー、第57回(2007年)のスズカフェニックス、第58回(2008年)のローレルゲレイロ、第68回(2018年)のリスグラシュー、第69回(2019年)のインディチャンプなど、のちのG1ホースたちが勝ち馬欄に名を連ねる。