美浦所属リーディングジョッキー上位3名の、8月25日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
8月25日(日)札幌競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,000m) チャルドーニ
5R 2歳新馬(芝1,800m) ボナペティアスク
8R 3歳上1勝クラス(芝1,500m) トラペジスト
10R オールスターJ第3戦(ダ1,700m) スズカルビコン
11R キーンランドC・G3(芝1,200m) ダノンマッキンリー
12R オールスターJ第4戦(芝1,800m) マチカゼ
注目は8Rのトラペジスト。デビュー以降、しっかりと先行できる脚をもっているのが武器。前走の同条件で行われた千歳特別では休み明けでプラス10キロの馬体だっただけに、連闘で挑んでくるこのレースは勝負気配が漂う。5Rの新馬戦ではボナペティアスクに騎乗。新種牡馬の父サートゥルナーリアは、母父ハーツクライの組み合わせから早速新馬勝ちしたコートアリシアンを輩出している。初戦から期待の1頭だ。
【横山武史騎手】
8月25日(日)新潟競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) サノノゴールド
5R 2歳新馬(芝1,800m) ゴーソーファー
6R 2歳新馬(芝1,600m) マイエレメント
7R 3歳未勝利(芝2,000m) イクリール
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) グロッシェン
9R 岩室温泉特別(ダ1,200m) インユアパレス
最注目は2Rで騎乗するサノノゴールド。年が明けてからの3歳未勝利戦では【0-2-2-4】で1度も掲示板を外していないながら勝ち切れていない1頭。いつも末脚は堅実なタイプなだけに、残り少ないチャンスをしっかりと横山武史騎手とともに掴みきりたい。8Rに騎乗するグロッシェンにも注目。未勝利戦を勝ち上がると、前走の1勝クラスでしっかりとペースに乗り3着と好走。走破タイムは当日メインレースのオアシスSの5着と0.1秒しか変わらなかった。4か月の休み明けとなるが、ここはあっさり突破しておきたい。
【佐々木大輔騎手】
8月25日(日)札幌競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,000m) メトゥス
4R 3歳未勝利(ダ1,700m) ヘルミーネ
5R 2歳新馬(芝1,800m) ロードリベラシオン
6R 3歳未勝利(芝2,000m) インフルブルーム
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,000m) シエラメンテ
8R 3歳上1勝クラス(芝1,500m) ショウナンラウール
9R 小樽特別(芝1,200m) マテンロウアネモス
11R キーンランドC・G3(芝1,200m) プルパレイ
注目は7Rの3歳上1勝クラスで騎乗するシエラメンテ。前走ではスタート五分から積極的に気合をつけて先団にとりつき、直線でもバテることなく伸びて僅差の2着だった。これまで何度も同条件で敗れているが、佐々木騎手との手は合っていそうで、継続騎乗の今回も期待をしたい。メインの11Rではプルパレイに騎乗。ファルコンS制覇以降、重賞では全く奮っていないが、今年の札幌シリーズでしらかばS3着、UHB賞1着とOPにて単勝オッズが10倍以上ながら好走を続けている。メンバーはグッと強化されるが、現在美浦リーディング3位の佐々木大輔騎手とともに大駆けを期待したい。