第333話 「チャンピオンズC」
今年で中京開催は2回目となるダートGⅠ、昨年のこのレースを振り返ってみます。
14年 37.5-37.0-36.5 =1.51.0 △2▼7△7 瞬発戦
12.6-11.7-13.2-12.9-11.9-12.2-12.4-11.7-12.4
赤色はホームストレッチ、青色はバックストレッチ、黒色はコーナー、です。
最初のコーナーで緩み向正面でペースUPするも3~4コーナーでゆったり回って直線で▼7の加速が生じた瞬発戦というレースでした。
いわゆる「スローの瞬発戦」という展開でした。
逃げると予想された1番人気
コパノリッキーが出遅れたことが大きく影響したと思われます。
この1レースだけで参考とするのはちょっと危険でしょう。
同コース開催のジュライS(OPクラス)がこの中京ダ1800mでの(良馬場に限っては)1位2位の時計となっていますがどちらも消耗戦でした。
12年ジュライS 35.6-36.1-37.7 =1.49.4 △2±0△8
14年ジュライS 36.1-35.8-38.1 =1.50.0 △4△6△3
テン~中盤が昨年のチャンピオンズCと比べるとかなり速いのが分かります。
普通に考えればこれらのペースで進んで上り38秒前後の消耗戦になるのではなく37秒前後の平坦戦ぐらいになるのがGⅠではないかなと思われます。
フェブラリーSの前哨戦のGⅡ
東海Sのラップは以下の通りです。
13年
東海S 36.0-36.8-38.2 =1.51.0 △6▼5△ 2 瞬発戦
14年
東海S 36.2-36.3-37.9 =1.50.4 △6▼5△ 8 瞬発戦
15年
東海S 36.7-36.7-37.5 =1.50.9 △1▼3△12 平坦戦
で、結局何が言いたいかといえば昨年よりもスローの可能性は低く差し馬が突っ込んで来て一角を崩すケースも考えられるということです。
但し、それでも先行有利なコースなので中心は先行馬でOKだと思います。
あとは昨年も書いたデータがそのまま使えそう。
・前走4着以内
・中心は4~5歳馬
・休養明け2~4戦
・今回同騎手
となっていて今年の登録メンバーでは
コーリンベリー、
コパノリッキー、
サウンドトゥルー、
ロワジャルダン
が上記の条件を
クリアしています。
コーリンベリーが距離が不安で
サウンドトゥルーは脚質的に不安。
ロワジャルダンは前走の
みやこSが不良馬場でかなり特殊なレース状況だったと思われます。
コパノリッキー以外は半信半疑でやはり中心は
コパノリッキーでしょう。
上記の馬以外では昨年の勝ち馬
ホッコータルマエは6歳という年齢と昨年とは展開が違っても問題ないか、というところでしょうか。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
コパノリッキー→サウンドトゥルー→ロワジャルダン
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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