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まずは先週のマイルCS回顧から。ドカーンと当たり、帯封まではいきませんでしたが、今年一番の内容だったと思われるコラム(というか中央はプロからずり落ちたので競馬日記)がなぜかエリザベス女王杯で検索すると出てくるのにマイルCSで出てこないせいか、100人くらいにしか読んでもらえず、正直がっかりでした・・。10頭くらい実力拮抗での大混戦だがセリフォス楽しみという話でした。豪快な末脚はサンデーサイレンスとノーザンテーストの組み合わせのデュランダル(最近の競馬ファンだともうピンとこないのかもしれませんが)を彷彿とさせるものでした。欲を言えば大混戦の3着が0.2秒の中に7頭いたのに、結局人気のソダシだった事でしょうか・・。買ってた武豊騎手騎乗の11番人気のエアロロノアだったら一番良かったのですが、人生そういうものですよね・・。ハッシュタグの一番目をエリザベス女王杯にしたのが悪かったのかもしれませんが、是非興味ある方は、「覆面」で検索してください。
ジャパンカップの話ですが、凱旋門賞で本命を打って勝利して三連単ゲットさせてくれたアルピニスタのJC出走予定からの故障引退は残念でした(当然、別競技ともいえるJCでは消し予定でしたが)。以前はアウェイすぎて海外馬来ない時代続きましたが、今年はどうなるかわからないのですが、来日ありそうです。欧州での格付けとは別に日本の馬場に向くかの見極めが大事だと思われますが、やはり血統的に合うか推測というのが一番かと思います。日本馬の層が思ったより薄くて、従来、全部消してOKだった海外馬を今年は買うべき回かと思っています。
<全頭診断>
1番人気想定 シャフリヤール:昨年のダービー馬で今年は3月にドバイシーマクラシックを勝った。ただ秋の天皇賞で2番人気5着だったように、ダービー前後がピークで、なかなか心身がその状態までもどらないのでは。ヒモか。
2番人気想定 ダノンベルーガ:昔だったら6戦目の3歳馬のJC挑戦など非常識だったが、時代が変わって、十分やれるレベルに既にある。秋の天皇賞ほど早い末脚の要らないJCはぴったりなのでは。
3番人気想定 ヴェラアズール:準オープン勝ちから京都大賞典での2連勝でのここへの参戦だが、末脚鋭かった父エイシンフラッシュに似た産駒はほとんど出ずに、末脚甘いタイプが多い。この2戦は出遅れたように、あんまり期待できない。
4番人気想定 ヴェルトライゼンテ:ほとんど見なくなったドリームジャーニー産駒だが、今年も鳴尾記念勝ちもあり、そこそこ頑張っている。2年前のダービー3着馬だが、速い脚は無いので、上りかかる流れになるかどうか。
5番人気想定 デアリングタクト:前走のエリザベス女王杯は、1番人気6着と好調時とはやはり違う結果だった。中1週でここに参戦なのかもしれないが、とにかく故障しないで走り切って引退まで行ってほしい。馬券的には買わない予定。好調時なら、エリザベス女王杯をそもそも使わず、最初からここを狙ってくるはず。弱い相手狙って負けて、中1週でJCは(思ったより相手弱いJCだが)、厳しいのでは。
6番人気想定 ユーバーレーベン:昨年のオークス勝ち馬だが、秋の天皇賞のコラムでも書いたように脚元弱く、なかなかいい状態で出走できない現況。買わない。
7番人気想定 オネスト:父フランケル、母父シーザスターズというわかりなすい欧州配合で、日本だと厳しい。
8番人気想定 ボッケリーニ:正直一昨年あたりより力落ちてきている感じがするが、距離延長で、どうにか着順保っているが、JCのようにゆるみない道中での末脚比べは厳しい。
9番人気想定 テュネス:父父父ミスワキでもあり血統的には日本にも適応あっても良さそうな5連勝中のドイツ馬。前走のバイエルン大賞も2400Mが2分44秒台と日本より20秒くらい遅い全くの別競技感の強い時計だが、穴では買っておきたい。
10番人気以下想定
テーオーロイヤル:春の天皇賞3着は、その前に4連勝(ダイヤモンドS勝ち)と勢いあったが、この2走は5着、6着と、そう差はないが負けている。B級ステイヤーという感じで、活躍の場はここではないのでは。
カラテ:新潟記念を10番人気勝ちと激走したがG3くらいがお似合いで、JCで馬券になる馬ではないのでは。
ハーツイストワール:じわじわ強くなってきて、前走ようやくアルゼンチン共和国杯2着と重賞で馬券になったが、今年のアルゼンチン共和国杯はレベルいまいちで、JCでは無いのでは。
グランドグローリー:血統表にはデインヒルやアルザオ、ミルリーフ、ミスプロ、リファールなどがみられ、日本には向きそうな血統構成で、欧州の中距離向きはJCにはちょうどいいくらいでは。穴で。
ユニコーンライオン:昨年の宝塚記念2着馬だが、その後、3走二けた着順で、前走の福島記念では10番人気1着と、つかみづらい馬だが、1勝クラスと2勝クラスを洋芝で勝ったように、来日する欧州馬と血統的にも近いという認識でJC向きでないという結論でよいのでは。
ウインマリリン:前走のエリザベス女王杯は重馬場の外差しのスタミナ問われる馬場でもありレーン騎手の好騎乗もあり2着に突っ込んできたが、中1週で高速上りのJCでは買いにくい。道悪要員か。
シムカミル:タマユズ(父父父ガルチ、父母父ヌレイエフ)で、母父父父ヌレイエフ、母父母父コジーン、母母父父ダンチヒ、母母母父ダルシャーンなように、日本にいかにも適合しそうな血統で、欧州ではそれほどでなくても、日本来て、激走あるかも、と期待できる外国馬。
リッジマン:平地での最後の勝利が4年前のステイヤーズSで障害走った後に盛岡に居たようですが、さすがに衰えた9歳で出られないのでは。数十年前は、地方からハシルショウグンが完全なダート馬なのに出て来て、歩く将軍とか、言われてましたが、またハシルショウグンという名の馬を見かけてちょっと嬉しかったです。
シャドウディーヴァ:1年以上、3着までに来ておらず、普通に考えると買いにくいが、ここ3走も少差しか負けておらず、超大穴で狙うには良いのでは。
ウインマイティー:ゴールドシップ産駒らしくスタミナあり、ステイヤーズSとか向きそう。同じ距離の京都大賞典3着と頑張ったが、道中ゆるみやすい京都大賞典と厳しい流れのJCとは別なレースで、JCは向かない。
マジカルムーン:エリザベス女王杯ビリで上り40.7秒というわかりやすいガリレオ産駒の欧州馬(愛オークス馬)。JCの高速上がりは全く向かない。
ブルーム:父父ガリレオな、わかりやすい欧州ステイヤー。最近得意の自分の持ち場でも馬券になってないように、JCの高速上りとか無理でしょう。
トラストケンシン:ハーツクライ×エルコンドルパサーという本格派配合だがオープン実績ゼロで、ここ3戦が二桁着順なように要らない。
ゴールドスミス:8歳にしてようやくリステッドで勝利でのオープン勝ちというのはステイゴールド産駒らしいが、重賞実績ゼロなように、JCでどうこう言う存在でない。
<まとめ>
有力:ダノンベルーガ
ヒモに:シャフリヤール、ヴェルトライゼンテ、ヴェラアズール、シャフリヤール
穴で:グランドグローリー、シャドウディーヴァ、テュネス
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コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。闇に降る雨|2022年11月25日 15:27 | (1) |
ヒモにシャフリヤールが2頭!これは来る予感します。
ご指摘ありがとうございます。そのほかにヴェルトライゼン「デ」を「テ」と最後間違ってたり、オネストのところで、「わかりやすい」を「わかりなすい」と間違ってたり、いろいろあるのですが、なぜか編集ボタン押すと、変な画面になって、以前みたいに直せないんですよね・・。