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東京のGI・5連戦の2戦目は上半期の古馬マイル女王決定戦、ヴィクトリアマイル(15日、芝1600メートル)。昨年は3連単2070万5810円という史上3位(WIN5除く)、GI史上最高配当が飛び出して話題になった。今年は9日現在、出走枠に入っている18頭中、重賞優勝馬がGIウイナー7頭を含む17頭という豪華版で、レース史上最もハイレベルな戦いになりそうだ。
昨年のジャパンCを制し、最優秀4歳以上牝馬に輝いたショウナンパンドラ(栗東・高野友和厩舎、5歳)がGI・3勝目を視界にとらえている。今年初戦の産経大阪杯は3着だったが、逃げ馬と2番手追走馬で決まるスローな流れが影響したもの。中団の外から動いて前に迫った内容は上々で、さらに2着キタサンブラックが次の天皇賞・春を勝ったようにメンバーもハイレベルだった。ひと叩きされての上積みに加え、牝馬同士となる今回は期待が高まる。課題を挙げるとすれば、前年8着など、マイル戦に実績がないことだが、充実する前なのでそれほど割り引く必要はないだろう。
その最大のライバルとなりそうなのは昨年、オークス、秋華賞の2冠を制したミッキークイーン(栗東・池江泰寿厩舎、4歳)。今期初戦のサンスポ杯阪神牝馬Sはスローな流れに持ち込んだスマートレイアーに逃げ切られたが、後方からメンバー最速の3ハロン33秒3の末脚を繰り出してクビ差2着まで追い上げた。昨年のクイーンC2着以来のマイル戦にも難なく対応できたのは収穫だ。今年2月の東京新聞杯で落馬負傷した主戦の浜中俊騎手が今週、戦列復帰。ミッキークイーンとのコンビでいきなりGIを制覇しても不思議はない。
前年優勝馬のストレイトガール(栗東・藤原英昭厩舎、7歳)は昨年末に引退が発表されていたが、一転、現役続行が決まり、連覇に向けて調整されてきた。香港スプリント9着以来4カ月ぶりだった前走のサンスポ杯阪神牝馬Sは本調子になかったのか、好位から伸びを欠いて9着に終わったが、GIを狙ってきっちり仕上げてくる厩舎。栗東での5日の1週前追い切りではCWコースで長めから追われ、6ハロン81秒1、3ハロン37秒8-11秒8で僚馬に先着。ゴール後も手綱を緩めない入念な内容だった。昨年の勝ち時計1分31秒9もこのメンバーでは断然の数字で、近走はひと息でも侮れない存在だ。
ヴィクトリアマイルは一昨年8着、昨年10着で今回が3年連続3度目の挑戦となるスマートレイアー(栗東・大久保龍志厩舎、6歳)は、6歳を迎えて一段階レベルアップした印象。それまでの追い込みスタイルを逃げへと一新した。東京新聞杯で牡馬を翻弄すると、前走の阪神牝馬Sでもミッキークイーンを抑えて重賞連勝。前走で騎乗したM・デムーロ騎手は先約があるため乗れないが、天皇賞・春、かしわ記念と国内でGI連勝中の武豊騎手(騎乗して12戦5勝の実績)が手綱を取るのは心強い。過去2年は輸送で馬体重が減って結果が出ていないので、うまく輸送をクリアしていい状態でレースを迎えられるかどうかが鍵になる。
ルージュバック(美浦・大竹正博厩舎、4歳)は昨年のきさらぎ賞以来、1年以上も勝ち星から見放されているが、レース内容は悪くない。前走の中山牝馬S(2着)も最後に2キロのハンデ差が出た形で、落鉄していたことも判明。力負けではなかった。東京で百日草特別圧勝、オークス2着があるように、広々としたコースが向いているタイプ。メジャーエンブレムで前週のNHKマイルCを制したクリストフ・ルメール騎手が、初コンビでどうリードするのか注目だ。
そのルージュバックを中山牝馬Sで差し切ったシュンドルボン(美浦・矢野英一厩舎、5歳)も一戦ごとに力を付けている。左回りの芝は【3・3・1・2】と得意にしており、東京替わりは大歓迎だ。
昨年の秋華賞2着馬クイーンズリング(栗東・吉村圭司厩舎、4歳)は、重馬場だった前走の京都牝馬Sで重賞2勝目をマークし、引き続きミルコ・デムーロ騎手とコンビを組む。マイル前後がベストで、馬場不問であることも大きな強み。あとは輸送で体を減らしやすいので、東京までの移動でどれだけ馬体を維持できるかが鍵となる。
軽ハンデながらダービー卿チャレンジTで牡馬をねじ伏せたマジックタイム(美浦・中川公成厩舎、5歳)、安定した先行力が武器のウインプリメーラ(栗東・大久保龍志厩舎、6歳)も虎視眈々(こしたんたん)とチャンスをうかがう。昨年の桜花賞馬レッツゴードンキ(栗東・梅田智之厩舎、4歳)はその後、不振だが、スピードはメンバー上位。桜花賞馬がこのレースで反攻するケースが目立つだけに、うまく前々に行ければ侮れない存在だ。
一昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬ショウナンアデラ(美浦・二ノ宮敬宇厩舎、4歳)は、2度の骨折の影響で1年5カ月ぶりのレースになる。常識的には厳しいが、1週前には坂路で計測不能ながら推定で一番時計(併走馬が一番時計でこれに先着)をマークした。かなり奥が深そうな馬でもあり、まずは最終追い切りの動きを注視したい。
メンバー唯一の重賞未勝利馬シャルール(栗東・松永幹夫厩舎、4歳)も、もっか7戦連続連対中と安定感が際立つ。決め手に磨きがかかってきた印象で、横山典弘騎手とのコンビ継続も頼もしい。
★ヴィクトリアマイルの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら
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