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秋の中距離王決定戦となるGI天皇賞・秋(30日、東京、芝2000メートル)の追い切りが27日、美浦トレセンで行われた。重賞2連勝中のルージュバックは、3頭併せで抜群の反応を見せて僚馬を3馬身突き放す豪快なパフォーマンス。サンケイスポーツ調教評価で最高ランクの「S」を獲得し、戴冠へのムードが高まっている。
最高峰の舞台を前に、才女は完全に輝きを取り戻した。ルージュバックが美浦Wコースで迫力満点の動きを披露。澄んだ青空と同じように、大竹調教師の表情は明るい。
「体はできているのでやり過ぎないように。力強さを感じ取れました」
パリファッション(2歳未勝利)を5馬身、ストリートオベロン(500万下)を2馬身追走する形でスタート。楽な手応えで差を詰め、直線で軽く仕掛けられると並外れた脚力で一気に加速する。内から2頭を並ぶ間もなくかわして3馬身突き抜けた。4ハロン51秒3-12秒7の好時計。コンディションは最高潮だ。
前走後は短期放牧に出て20日に帰厩。経験のない中2週の競馬でも、いつもと同様に放牧を挟んだ理由を「ルーチンを崩したくなかった。ダメージが少なかったし、全く問題がなかったので」と指揮官は説明する。
早くから素質を高く評価されながら、GIに縁がなかった。今年は中山牝馬Sで落鉄が響いて2着に敗れ、続くヴィクトリアマイルも5着。「落鉄の影響は大きかった。歩けなくなるくらいでしたから。ヴィクトリアマイルもダメージが尾を引いていました」と分析し、悲観はしていない。
その後、しっかりと立て直されてエプソムC、毎日王冠と連勝。主戦の戸崎騎手も「もともとバネがすごくて素晴らしい走りをするけど、安定して能力を出せるようになりました」と充実ぶりを実感。「ずっと乗せていただいているので、GIタイトルを一緒に取りたい」と意気込む。
枠順は〔5〕枠(9)番に決まった。「奇数でも偶数でもどちらでも良かった。真ん中で良かったのでは」とトレーナーは歓迎ムードだ。距離が2000メートルに変更された1984年以降では、2010年のブエナビスタ以来、5頭目となる牝馬の天皇賞・秋制覇へ。得意の府中で、女傑への1ページを刻む。 (藤沢三毅)
★天皇賞・秋の枠順はこちら 調教タイムも掲載
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