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30日の京都11Rオータムリーフステークス(3歳上オープン、ダート1400メートル)は、川須栄彦騎手騎乗の2番人気サトノプリンシパル(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)が2番手から抜け出して完勝。オープン初勝利をマークした。タイムは1分22秒0(稍重)。
好スタートを切ったサトノプリンシパルに内からダノンレジェンドが並びかけて、2頭が先行争い。3番手には離れてニシケンモノノフとアスコットシチーが追走して、タイセイファントムが外からこれに続く。後続を大きく離す先行争いだったが、直線半ばでダノンレジェンドは脱落。サトノプリンシパルが前をかわしてさらに差を広げる。1番人気のナガラオリオンも中団追走から早めに進出して懸命に前を追いかけたが、サトノプリンシパルは楽々と押し切って5馬身差でV。オープンでの初勝利を飾った。2着がナガラオリオン。2着と3/4馬身差で大接戦となった3着争いは、わずかに9番人気のメイショウノーベルが先着している。
サトノプリンシパルは、父Bernardini、母Toroca、母の父Nureyevという血統。通算成績は21戦5勝となった。
川須騎手は「見てのとおり、つかまっていただけでした。乗っている感覚としてはハイペースという感じではなく、人気馬を見て2番手でスムーズに運べました。追ってからもしっかり反応してくれたし、強い内容。距離に適性がありましたね」と距離短縮を勝因に挙げていた。
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