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有馬記念当日、中山9Rで行われる「第32回ホープフルS」(GII、芝2000メートル)には、同舞台のGI皐月賞(4月17日)を目指す素質馬がそろう。ここで、新潟2歳Sで4馬身差Vの驚愕パフォーマンスを演じたロードクエストが復帰。朝日杯FSには目もくれないローテにクラシックへの本気度が見える。
小島茂厩舎は今年の皐月賞4着馬ブライトエンブレムを昨年の朝日杯に挑戦させており、このローテーションだけで考えるならば、エンブレム以上の素材であることに異論はないはずだ。無論、トレーナーも皐月賞をハッキリと意識している。
「中山だとゴチャつく可能性が高い。そこで生じる課題を次走にどうつなげるかが重要」
新潟2歳Sを振り返ると、軒並み他馬が外々に行き、インがポッカリ空く運の良さもあった。それゆえ、内回りの中山でどういう立ち回りができるのかは興味深い。
もちろん100%試走ではなく、2カ月前から美浦で調整され、「2週前の段階でも前走と変わりない仕上がり。1週前も思った以上の動きだった。体に幅が出て操作性も高い」。位置付けは来春へのステップでも、大いにやってくれそうなムードだ。(夕刊フジ)
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