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【ドバイ国際諸競走】今年引退デットーリ騎手「海外快進撃の日本馬止める!」

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【ドバイ国際諸競走】今年引退デットーリ騎手「海外快進撃の日本馬止める!」

【ドバイ(UAE)23日=内海裕介】25日に迫ったドバイ国際競走各レースの枠順が発表された。パンサラッサなど日本馬8頭が出走するワールドCで、最大のライバルとなる米国馬カントリーグラマーの手綱を取るランフランコ・デットーリ騎手(52)=イタリア出身、英拠点=が会見に臨み、日本馬への警戒感と勝利への自信をみせた。年内で引退を発表したレジェンドのラストドバイで、どんな騎乗をするかも大きな注目だ。



レジェンドの中のレジェンドがまた一つ、偉業を付け加える。今年限りで現役引退を表明している〝フランキー〟ことランフランコ・デットーリ騎手が、昨年Vの相棒カントリーグラマーでのドバイワールドC有終の美へ。その集中力を高めている。

大勢の各国メディアが待ち受ける会見場に姿を現しただけで、その場が華やかになるスーパースター。陽気な笑顔を携えつつ、歴代単独最多となる5勝目への手応えを語り始めた。


「カントリーグラマーはいつも前向きで、最後まで全力を出し切ってくれる素晴らしい馬です」

パートナーは本格化した4歳以降、ダートで9戦して連対を外していない猛者。自身の手綱でも2戦負け知らずだったが、前走のサウジCではパンサラッサの逃げ切りを許した。「日本の馬はほとんどがGⅠを勝っている。強力なメンバーだし、今年のワールドCは非常に混戦だ」とトップクラス8頭が顔をそろえる日本の布陣に警戒感を隠さない。それでも「カントリーグラマーは素晴らしい。ひとつ言えるのは、これ以上のパートナーは望めないということだ」と、この馬への信頼感は桁違いだ。

長く世界の頂点に立ち続ける至宝へ、他にも有力馬の騎乗依頼が当然のごとく集まった。

「ロードノース(ターフ)は調教で騎乗したがいい状態だと思うよ。セニョールトーバ(シーマC)は人気薄かもしれないけどファウンズ調教師の馬なのでふたつ返事で引き受けた。バファート厩舎の2頭(UAEダービー=ウスター、Gシャヒーン=ホプキンズ)のレースも混戦でしょう」

秋の米GⅠブリーダーズCが引退の花道となる予定だが、「最後のシーズンだからね。もしかするとその後に日本やオーストラリアに行くことになるかもしれない」と夢のラスト来日へ含みを持たせたフランキー。いずれにせよ、その手綱さばきを見られる機会は多くない。大攻勢の日本勢の前に立ちはだかるレジェンドの雄姿を目に焼き付けろ。

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