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カペラS G3

日程:2018年12月9日()15:20 中山/ダート1200m

カペラSデータ分析

コース図中山ダート1200m

12月のダート重賞では地方交流を含め唯一の1200m戦とあって多頭数になりやすい。だがこの路線の秋の大目標は前月のJBCスプリントであり、出走馬のレベルはやや落ちる。しかも舞台となる中山ダ1200mは2コーナーポケットの芝スタートでスピードに乗りやすく、なおかつ周回コース合流付近から向正面半ばまでは最後の直線の急坂と同程度の勾配を下るとあって前半からハイペースになりがち。さらに冬場は北風によりバックストレッチが追い風になることも先行争いを激化させ、時に大波乱を呼び込む要因となる。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
2008年のレース創設以来1番人気は未勝利。特に関西馬は2010年シルクフォーチュンの4着が最先着と低迷しているので、疑ってかかりたい。2016年こそ3→2→1番人気の決着で3連単の配当は7,320円にとどまったが、それ以外は6番人気以下の馬が毎年1頭は3着以内に入っている。12番人気で逃げ切った2014年のダノンレジェンドは例外的な存在で、他コースで届かず人気を落とした馬をチェックするのが基本になる。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0.0% 26.0%
2番人気 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0% 39.0% 71.0%
3番人気 3-2-0-5 30.0% 50.0% 50.0% 169.0% 106.0%
4番人気 3-1-0-6 30.0% 40.0% 40.0% 237.0% 124.0%
5番人気 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0% 94.0% 60.0%
6~9番人気 1-4-5-30 2.5% 12.5% 25.0% 28.0% 116.3%
10番人気以下 1-1-1-64 1.5% 3.0% 4.5% 69.9% 47.9%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 0-0-0-0 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
2.0~2.9倍 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3% 0.0% 40.0%
3.0~4.9倍 3-1-2-10 18.8% 25.0% 37.5% 82.5% 65.0%
5.0~7.9倍 3-2-1-10 18.8% 31.3% 37.5% 128.8% 87.5%
8.0~14.9倍 3-2-2-17 12.5% 20.8% 29.2% 130.4% 93.8%
15.0~19.9倍 0-3-1-13 0.0% 17.6% 23.5% 0.0% 126.5%
20.0~49.9倍 1-0-4-31 2.8% 2.8% 13.9% 130.0% 94.2%
50.0倍以上 0-1-0-44 0.0% 2.2% 2.2% 0.0% 30.7%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 4,680円 390円 1,119円
複勝 1,380円 120円 391円
枠連 8,430円 910円 3,283円
馬連 51,150円 970円 9,966円
ワイド 12,590円 360円 2,460円
馬単 104,680円 2,170円 19,148円
3連複 247,890円 1,470円 40,460円
3連単 1,654,200円 7,320円 259,088円

【脚質】
ダート1200m重賞ともなれば少々ハイペースで飛ばしていっても簡単にはバテないため、力のある差し・追い込み馬でも届かないことがある。これが一般的な認識であろう。だがこのレースに関しては、前半が芝並みのハイペースになりやすいことから、差し・追い込みが有利となっている。創設以降、4コーナー5番手以下が7勝、うち3勝は10番手以下の馬が該当している。逃げ切った2014年ダノンレジェンドと2016年のノボバカラはともに1番枠で、ハイペースを追いかけた先行勢は総崩れとなり、2、3着には差し馬が入っている。逃げきり自体が紙一重な戦法であることと、前々での決着は厳しいことを付け加えておきたい。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0% 517.0% 141.0%
先行 1-2-2-32 2.7% 8.1% 13.5% 10.5% 47.0%
差し 4-5-5-47 6.6% 14.8% 23.0% 51.8% 86.4%
追込 3-3-3-40 6.1% 12.2% 18.4% 50.4% 67.6%

【枠順】
ポケットスタートのダート戦は、芝を走る距離が長くなる外枠が有利。2017年の8枠ワンツー決着を筆頭に、そのセオリー通りに6枠から外目が好成績を残している。だがこのレースでは、1枠が4勝とそれ以上に結果を出している。逃げてロスの少ない競馬はもちろん、先行争いの激しくなるレースでは、詰まる可能性のある内を避けようとする馬たちによって内が空きやすく、意外に1枠の差し馬がスムーズにレースを進めやすいのである。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 4-1-0-14 21.1% 26.3% 26.3% 387.4% 123.7%
2枠 1-0-1-18 5.0% 5.0% 10.0% 47.0% 24.0%
3枠 0-1-1-17 0.0% 5.3% 10.5% 0.0% 47.4%
4枠 0-3-2-15 0.0% 15.0% 25.0% 0.0% 73.0%
5枠 1-0-0-18 5.3% 5.3% 5.3% 33.7% 14.7%
6枠 0-2-3-15 0.0% 10.0% 25.0% 0.0% 107.5%
7枠 2-1-2-15 10.0% 15.0% 25.0% 60.0% 66.0%
8枠 2-2-1-15 10.0% 20.0% 25.0% 52.5% 139.5%

【血統】
ミスプロ系が幅を利かせているレース。ゴーンウエスト(2008年ビクトリーテツニー)、アフリート(2009年ミリオンディスク)、スマーティージョーンズ(2011年ケイアイガーベラ)の各産駒が勝利したほか、2008、2009年はミスプロ父系の馬で3着以内を独占している。母系を含めると、創設以降で3着以内に入った馬の約3分の2ミスプロを内包している。もっとも2014年以降の1着であるダノンレジェンド、キクノストーム、ノボバカラは非ミスプロ系であり、3頭とも母父がノーザンダンサー系という共通点を持っているので、ミスプロ内包馬はアタマではなく連軸として狙うべきかもしれない。

◆同コース種牡馬別成績(中山競馬場/ダート/1200m/過去5年)集計期間:2013/12/02~2018/12/02

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 サウスヴィグラス 43-44-51-398 8.0% 16.2% 25.7% 62.8% 78.2%
2 キンシャサノキセキ 25-27-21-167 10.4% 21.7% 30.4% 65.2% 90.8%
3 ゴールドアリュール 22-17-18-193 8.8% 15.6% 22.8% 67.2% 71.2%
4 ダイワメジャー 20-18-20-163 9.0% 17.2% 26.2% 81.7% 78.0%
5 パイロ 16-19-15-169 7.3% 16.0% 22.8% 62.4% 87.7%
6 スウェプトオーヴァーボード 15-16-12-217 5.8% 11.9% 16.5% 41.9% 38.4%
7 ファスリエフ 14-29-15-169 6.2% 18.9% 25.6% 60.4% 70.0%
8 プリサイスエンド 12-11-15-138 6.8% 13.1% 21.6% 48.0% 94.0%
9 ヨハネスブルグ 12-10-10-83 10.4% 19.1% 27.8% 59.2% 99.5%
10 クロフネ 10-8-14-145 5.6% 10.2% 18.1% 30.8% 81.3%
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