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生まれ故郷のヤナガワ牧場を出たキタサンブラックが、1歳の11月から1年間過ごした場所が(有)日高軽種馬共同育成公社だ。北島三郎オーナーが所有する馬の約8割は、この育成場で競走馬としての訓練を受けている。
「こちらに来たときは線の細いイメージでしたが、1歳馬としては体高がありましたね」
1歳秋のブラックの印象を伝えるのが同育成場の業務課長・漆原和幸氏(43)。大きな馬特有のトモ(後肢)の緩さがあったため、清水久調教師と話し合い、慌てないでじっくり乗り込む方針となった。ちょうど前年に同育成場の新しい坂路が完成したばかり。タイミング良く、進化した施設で効率良く、中身の濃い訓練を受けて、力をつけることができた。
この育成時代の1年間で、漆原氏が驚かされたのが、キタサンブラックの健康面だという。
「とにかく入厩から退厩まで、ほとんど治療らしい治療をしなかった。治療履歴が何もない。細かいトラブルはつきものですが、この馬は歩様の乱れも熱発らしい熱発もなかった。あまりに手が掛からなかったから、印象が薄かったくらいです」
『無事これ名馬』(多少能力は劣っても、けがなく無事に走り続けられる馬は名馬である)という格言があるほど、順調に競走生活を歩むことは難しい。その厳しい世界で、キタサンブラックは菊花賞優勝をはじめクラシック3冠レースを完走し、ここまでローテーションを崩すことなく、タフに走り続けている。
「普段はリラックスしてのほほんとしていました。賢くて乗りやすい馬だったようですね。新人(のスタッフ)を乗せることもありましたが、逆に2歳のキタサンブラックが乗り手を指導するくらいでした」
常に健康でいられるのも、こういった性格だからだろう。健康で素直で賢い。それがキタサンブラックの強力な“武器”になっている。
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